旅のブログ 日本

白谷雲水峡は想像以上にすごかった! 2019.4.9

投稿日:2019-04-10 更新日:

痛風に襲われた右足は、なんとか生き延びています。「これなら、いけるんじゃないか」という手ごたえを得て、白谷雲水峡トレッキングに行ってきました。

もののけ姫の森で有名な、あの白谷雲水峡です!

ヤックルが出るかもしれないという、あの白谷雲水峡です!

(注:出没するかもは、ヤックルではなくヤクシカでした。お詫びして訂正いたします)

宿においてあった「るるぶ」によると、往復4時間48分のコース。ガイドさん無しの自力単独行なので、痛風悪化や転倒転落の際は、通りがかる人を待つという覚悟です。

おやつは多めにもっていきましょう。

白谷雲水峡へのバスは宮之浦地区からは乗換なしでいけます。安房地区からくるひとは1回乗換が必要みたい。わたしは宿の目の前の「登り上りバス停」。8:11のバスが朝一番です。

九州甘口醤油のたまごかけご飯、うまい!

宿の朝ごはんを食べて、出発です!

ちなみに、素晴らしい景色に興奮して、写真撮りまくったので、今日は写真がたくさんです。雰囲気だけ見飛ばしてください。

入場口から白谷小屋まで

バスを降りて左に歩くと、入り口です。ここで森林環境整備協力金500円を払います。マップももらえるので、特に調べてなくても安心です。

ちなみに、わたしはビビリなので、YAMAPの登山アプリを入れておきました。maps.meの山バージョンみたいな感じで、電波が届かない所でも、GPSで現在地が把握できます(事前に地図のダウンロードが必要)。

登り始めはこんな感じ。整備された道です。

すぐに憩いの大岩という所に出て、岩場を登ります。おー雰囲気出てきた!

最初の屋久杉は「二代杉」。杉の木の上に、別の杉が育ったやつです。すごい存在感!

ホントは奉行杉コースという方に行こうと思っていたんですが、分岐路にあるこの「さつき吊り橋」に気を取られ、まんまと櫛川歩道という方に行ってしまいました。有名な屋久杉を5本くらいすっ飛ばす、ショートカットコースです。

吊り橋に釣られないよう、ご注意ください(うまいこと言った)

注:知らない人です

途中、こんな切り株が。木肌がすごいかっこいい。

川を越えたり

こんな素敵な道を登ったり

まちがえて道じゃない所へ進みそうになることが何度も。このピンクのマークを確認しながら行きましょう。

かわいい苔の世界。

くぐり杉。杉のオマタの下が道になっています。これを超えると、休憩スポットの白谷小屋です。入場以来、唯一のトレイがあるのでここで済ませ、水場で水補給。この先15分で本丸の、もののけ姫の森こと「苔むす森」です。

苔むす森~太鼓岩

もののけ姫の森、すっごいです。

しばらく見呆けて、その後写真いっぱい撮りましたが、実物の魅力の何分の一も写せないです。まあ、iphoneですしね。ご容赦ください。でも、キレイな写真はこれまでも沢山見ましたたが、実物、すっごいです。

しかも、15分くらい、この景色を独りじめでした。

これに朝靄なんかがかかると、もっと幻想的になるんでしょうね。

ここから、白谷雲水峡の最終目的地、「太鼓岩」に向かいます。

辻峠。この分岐の右を登って、左から降りてくるようになっています。看板に「このルートは本格的な登山道となっておりますので、足下、頭上には十分注意をしてください。上がりコース10分、下がりコース15分」と。

ようやく本格登山の始まりですか。そうですか。いや、マジですか!?ここまで結構登りましたけど、、、

とはいえ、たったの10分。まあ大丈夫でしょ。

たったの...ゼィゼィ...10分...ゼィゼィゼィ。

本格登山て、こんななんですか?それでも登った先には屋久島イチの絶景が待っている。軍手をはめて気合で登りきりました。

さあ、絶景の太鼓岩。今日は屋久島には珍しい好天!素晴らしい景色が待っている!

注:知らない人です2

ガスってました。

一面の真っ白な世界。なんですか、黄泉への入り口ですか?景色は見えないのに、突き出した大岩の下の断崖絶壁感だけはありますね。火サスとかで登場したことあるんでしょうか。

あきらめ悪く、しばらく待ってみましたが一向に晴れる気配はありません。まあでも、なかなか幽玄な世界が見らて良かったじゃないですか。功徳を積んで、また来ましょう。

行きはよいよい帰りは恐い

行きは肺がゼィゼィいってましたが、帰りは膝がガクガクいいだしました。急な岩場を降りるの、キツイです。

でも、所々素晴らしい景色が見られるので、楽しい。行きそびれた奉行杉コースから帰ります。

また、木をくぐって

ヤックルはいなかったけど、ヤクザルさん登場!

三本足杉と

二代大杉を超えたら、まもなくゴールです。途中、ところどころでゆっくり過ごして4時間50分、ほぼ標準時間でした。

屋久杉と水と苔の世界。想像を超えて素晴らしい体験でした。

昼ごはんと、夜ごはん

バスを待って宮之浦に戻ってきたら、14時40分になってました。15時まで営業の店を何軒か調べたのですが、どこもすでに閉店すみ。遅い時間だし、A-COOPでおにぎりと総菜、筋肉痛予防の牛乳を買って軽くすませます。宮之浦川岸に気持ち良い場所をみつけていただきました。

宿で風呂をあびてひと休み。夕食は屋久島でも有名店「潮騒」さんです。

宿から徒歩1分。予約なしでも入れました。

昨日につづいて首折れサバの刺身と一番搾り。

昨日より旨味が強い。特に腹側。

切り付けの形が違うのも影響してるかも。

続いて、鹿の味噌煮。鹿自体クセが少ない肉ですが、甘めの味噌がこっくり染みて美味しい。これにはやはり、

焼酎ですね。タイムリーに屋久島限定「水ノ森」というのがありましたので、ロックでお願いしました。白谷雲水峡の水のようにすぅっと入ってくるきれいな味の焼酎です。料理によく合う!最後は、

エビフライ(単品)。隣の人が定食で食べてたのを見て、欲しくなっちゃいました。

この大きさ!焼酎グラスが、ぐい呑みに見えます。

長さ23cm(わたしの親指と小指を広げた長さ)、ブラックタイガーだそうです。カットされているので、食べやすい。エビフライって、いまだにちょっとご馳走感ありますよね。

潮騒(食べログ)

おなかもふくれて、本日は終了。明日は天気が荒れるらしいです。屋久島で屋内でやることあるのかなぁ。完全ノープランです。

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