さて前回の続きです。ボラカイ島まで目と鼻の先、パサイ島側の港Tabon portから話を再開します。
6月14日(金)10:45 船に乗ってボラカイ島へ!
港から北西方向に、ボラカイ島がはっきりと見えています。ボート乗り場への入り口は住民用と旅行者用に分かれていて、旅行者用の所に行くと、自動的に手続きが進んでいきます。
ボート運賃、港利用料、環境保護税に、上陸後のホテルまでの移動まで込みで1人350ペソ(742円)のパッケージを購入。ボラカイ島内での移動料金相場を知った後で考えると、3人以上だったらパッケージにしない方が安上がりかもしれません。
名前や国、宿泊ホテル名等、簡単な書類に言われるまま書き込むと、ホテル名を書いたシールをくれるので服に貼ります。このシールで上陸後の送迎対象者を確認するのでしょう。案内の人がくるのを待って船まで連れて行ってもらいます。
大量の船とお客がバンバン行きかうので、さほど待たずに出発。7分程度のショートクルージングは、きれいな海の色を見ていたらあっという間です。
錨上げは手作業、棒を海底に突き立てて方向転換します。
働く海の男はかっこいいですね。
上陸後は案内に従ってE-truck(電気で動くカート車)でホテルへ。
島の真ん中に通っているメインロード。この道と西側のホワイトビーチ間がボラカイ島の繁華街・ホテル街になります。
ボラカイ2泊の宿はEurotel Boracay
便利な立地の割に値段が安いので選んだホテル。うっかり外観を取り忘れましたが、中はこんな感じ。思っていたよりちゃんとしたホテルですが、
WIFIはかなりショボイ。電波がしょっちゅう途切れます。
あと、シャワールームの水はけはイマイチ。とはいえ2部屋2泊朝食付きで11,180ペソ(23,702円)、1泊1人当たり2963円です。リゾート地のホテルとしては割安な方じゃないかと思います。
とはいえ、この値段。当然オーシャンビューな訳はありません。
ベランダからは全景、工事現場ビュー(笑)
フレンドリーな現場作業のおっちゃんと笑顔のやりとりを楽しめます。ちなみにボラカイは、
昨年4月から6か月間の閉鎖を断行しています。
海洋汚染への対策で、ドゥテルテ大統領の英断だそうです。昨年10月に観光客の受け入れを再開していて、そのせいかはわからないけれど、島内あちこちで建設ラッシュの様相。
重機が1台も見当たらない、手仕事感たっぷりの現場ですが、
タイムカードは指紋認証と、なかなかハイカラです。やるな。
工事現場には、どう考えてもそこで生活しているとしか思えない人も。
リゾートもいいけど、こういう雰囲気はきらいじゃないです。
SUPERMAGICで、ボラカイ名物チョリ・バーガー!
ホテルに着いてひと息つくと、既に12時を回っていたので、まずはお昼を食べに行きます。事前に集めたボラカイ名物料理の中にあった、チョリ・バーガー。
もともとバンズにソーセージの「チョリソー」を挟んだB級グルメ
ですが、今はいろんなバリエーションができている様子。チョリソーはスペイン発祥のソーセージなので、フィリピンへはスペイン統治時代に伝わったんでしょうかね。今回行ったSUPER MAGICはトリップアドバイザーやgooglemapの口コミ評価も高いお店。
入り口の一角は、人気のフォトスポット。ひとしきり写真を撮ったりしていたら、きました!チョリバーガー。
この店のチョリバーガーは、チョリソーソーセージそのものを使うのではなく、その中身をパテに引き直したイメージ。
パプリカがじんわり効いて、なかなかイケます。でも、名物と言われるとちょっとなぁ。
うん、潔く認めましょう。たぶん食べる店を間違えました。
屋台みたいなとこで、50ペソとかで食べる方が正解な気がします。
素直に店のイチオシを頼んだキミコさん。そっちのが旨そうです。
ところで、ボラカイでチョリ・バーガーより有名なのが、シーフードマーケットと海鮮料理。魚屋で買ったシーフードをレストランで料理してもらえるというものです。MAGIC BURGERへ来る途中に寄って、様子を見てきました。
各種の魚やイカ、マッドクラブ(蟹)にウニもあります。管理状態はなかなか良さそう。活けのものも多い。
ただ、どうにも値段が高い気がします。3軒回って値段を聞きましたが、一番安い店でもこのブラックタイガーが1kg800ペソ(1696円)。イセエビのような大きいエビは1尾1750ペソ(3710円)。
フィリピン物価に慣れた身には、すっごい割高感。
日本から旅行で来たら、何の違和感もなく楽しめたんでしょうが、今回は見送りです。
アジアNo.1のホワイトビーチ!
さて、腹ごしらえも済んだ所でビーチへ向かいます。ホテルからは200mちょっと、歩いてすぐです。
空は高く、小石ひとつない細かい砂の浜。そして何より、
透明から濃紺へと、幾層ものグラデーションを見せる海の色。
沖縄の離島で見た海もきれいだったけれど、ここの海も素晴らしくキレイでテンションが上がります。
閉鎖前はホテルの排水が海に流れ出ていたそうですが、今はゴミひとつない綺麗なビーチです。
この日は水着にならずに、膝の高さのところで楽しんでから、中心街を散策。
ディーモール散策と、絶品フルーツシェイク。
ホワイトビーチ沿いは、ホテルやレストランが途切れなく並んでいて、その真ん中あたりにディーモール(d mall)という商店街が繋がっています。
そのディーモールを海と反対側に抜けて、左に少し行くと、フルーツシェイクで有名なJonah'sがあります。
ここのフルーツシェイクは、ボラカイについて調べると必ず出てくるくらいの有名店。席に座ってメニューを見ると、50種類くらいのフツーツシェイクが。
マンゴー、パパイヤ、バナナ、メロン、アボカドを中心に組み合わせが沢山。
店員さんに聞いたオススメのなかから、マンゴーバナナをチョイス。500mlくらいのペットボトルに入って、140ペソ(297円)です。ストローから飲んでみると
すっごく濃厚。
ただフツーツをミキサーにかけても、こんな風になるんでしょうか。素材の違いなのか、ひと手間加えているのか分からないけど、みんながこぞって飲みに行くのも納得の美味しさでした。
ホワイトビーチの夕日と、プールサイドの晩御飯。
夕暮れに合わせて、再びホワイトビーチへ。西向きに広がるホワイトビーチからは、素晴らしい夕日が見えるだろうと思ったのですが、あいにく水平線上に厚い雲が広がっていました。
それでも、雲の間からこぼれる光が、素晴らしく綺麗。雨季のはじめにも関わらず、好天に恵まれています。
ここにデッキチェア置いて、ビール飲めたら最高なのに。
さてこの後の晩ごはん。さすが有数のリゾート地バラカイだけあって、なかなか高い店が多いです。高いと言っても一人1000ペソ(2120円)もあれば充分なのですが、フィリピンに長く居るにつれ、
1000ペソ札が一万円札にしか見えなくなります。
そんな中、意外にも泊まっている所の隣のホテルが、リーズナブルな価格でご飯を提供しているのを発見。
プールサイドの良い席ですが、飛び込み大会をはじめた子供のおかげで、水しぶき付きです。
きみたち、広いプールの何故ここでやる??
ボラカイで、やっと飲めたビールが身体中に沁みるうまさ。
めいめいオーダーで、フィリピンの野菜料理ピナクベット(pinakbet)をオーダー。上に豚バラ肉がのっているのはこの店オリジナルで、下の方にオクラ、ゴーヤなどの野菜がたっぷり入っています。
ヤゴウさんのオーダーも味見させてもらいました。ココナッツカレーっぽい味で美味しい。
2人でシェアしようと頼んだライスがすごく大きかったので、写真でそれを伝えたかったのですが、
ヤゴウさんの顔比較だとお茶碗にしか見えません(←人のこと言えない)
オーダーの仕方で値段は変わるけど、ビールを飲んでも一人500ペソ未満で済みそうな価格設定。おすすめです。
ボラカイ編、2回で終わらずに後編に続きます。次回、アイランドホッピングと、ヘナタトゥーについて書きたいと思います。
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