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アンヘレス最終日の昼。絶品グァバスープとクラーク博物館について。

投稿日:2019-08-09 更新日:

何やらヴィガンを含むルソン島北部で、3日前からISISテロ警戒情報が流れていたようです。たびレジ登録で日本大使館から流れてくるメールが今日(8/8)。

もうちょっと早く情報ください・・・。

更に北のワラグ(Laoag)まで行くつもりだったけど、プランを見直した方がよさそう。8月11-14日のイスラム教の犠牲祭迄には、バギオ辺りに行っておいた方が良いかもです。


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ハズレの店と思いきや、グァバスープが絶品の「MATAM-IH」

アンヘレスの中心街から北西に7km以上離れた所にあるクラーク博物館。正直、博物館にはあまり興味がないけれど、その近くにパンパンガ料理が美味しい店があるという情報を得て、セットで行ってきました。

中心部にあるMain Gateというジプニーターミナル。取り敢えずここに行けば、各方面へのジプニーが見つかる便利な所。今回は金色のジプニーで15ペソ(32円)。遠いからか普通のジプニーの5割増しです。それでも安いけど・・・。

アンヘレスでは1食が重たくて、1日2食が精いっぱい。なので朝昼兼用で10時のオープンに合わせて突撃!

あれ、ここでいいの?と思ったら裏口でした。

正面はひとつ前の画像。とはいえ、10時10分に行ったのにまだ電気も付かず、清掃中。暇そうにしている従業員に、

「あれ?オープンまだなの?」

と聞いたら、一旦「まだだよ」と言いながら、おもむろに時計を見て、

「あー、もうオープンしてた。」

どんだけやる気無いんですか。この時点でダメな店の予感。

メニューは豊富で、パンパンガ名物のエキゾチックフード(カエルとかコオロギとか)も充実。せっかくならトライしなきゃと、詰め物したカエルのフライをオーダーしたら

「ごめん切らしてる」

せっかく思い切ってみたのに。かといって、

コオロギに行くには、心の準備が足りないのですよ。

ドキドキを返してください。と思いながらも気を取り直して、パンパンガ料理縛りでお勧めを聞きながら、2品オーダーしました。

まずはこちら。熟したグァバのスープ「Blanglang Baboy」320ペソ(678円)。豚・海老、魚の3種から、豚肉のブラングランをチョイスしました。というかこれ、

ゆうに5人前はある巨大スープ(汗)

3角形の1辺が30cmあります。なぜオーダーの時に言わない・・・。

中の具材はタロ芋とナス、オクラ、空心菜にロングチリといったお馴染みの野菜。そしてこの豚3枚肉が、

驚くほど柔らかく煮上がっていました。

正直ここまでの対応でヤバイ店認定しかかっていたので、良い意味で裏切られました。

肝心のスープは、このクタクタになったグァバの甘味と穏やかな酸味が混然一体となって、

なにこれ、絶品ですよ!

甘いフルーツをスープに使うって、想像がつかなかったですが、その美味しさも想像の範囲外。

あと引く美味しさで、いくらでも飲めます。

なんて書いたけど、さすがに完食は無理。それでも3人前は食べたと思います。

もう1品は、「Sisig Bangus」410ペソ(869円)。バンガス、つまりミルクフィッシュ(魚)のシシグです。魚のシシグも美味しいと聞いていたけど、食べるのは初めて。

バナナの葉に包まれたご飯と一緒にいただきます。おそらく一度干したミルクフィッシュを揚げて、それをほぐしてシシグに仕立てたもので、

クリスピーな食感とマヨネーズのコクで、あたかも肉を食べている感じ。

とはいえ、豚の耳や頬肉を使ったシシグよりは重たくないので、結構な量だけど完食できました。

それにしても腹十二分目。

相変わらず量が多すぎるアンヘレス飯です。お会計は、ココナッツシェイクも入れて957ペソ(2029円)。高いかどうかは評価が分かれるところかもですが、

サービス料10%は納得いかない(笑)

分かったような分からんようなクラーク博物館。

ホテルのフロントのお姉さんから、満面の笑顔で勧められたクラーク博物館。ネットで公式HPをチェックしたら、

パンパンガの食文化も学べそう

ということで、入場料100ペソを払って入館しました。

館内は4つのセクションに分かれていて、この辺の地理や自然、歴史に文化、産業なんかも学べるそうです。

火山の話だけで延々と。それだけ歴史にも生活にも密着している存在なのでしょう。英語の説明を読んでいるだけで、頭が痛くなってきます。

ていうか、難しい単語が多すぎです。

わたしの使っている有料辞書アプリ(WISDOM2)では荷が重い。興味があるとこだけツマミ食いで内容を追っていきます。

原住民の歴史、スペインが侵攻してきて山に追いやられた経緯とか。

工芸品のコレ、かなりカワイくないですか?売ってても買わないけど。

第二次大戦の日本軍についても展示が数か所あり。説明文章をここはしっかり読んだけど、日本軍自体の行動はかなりあっさり。フィリピン人民がゲリラとして米軍と協力し、その後独立に向かう流れを説明していました。

期待していたパンパンガ食文化の説明は、これと

このパネル、2枚だけ(涙)

食の都の誇りはどこにいったんですか?

正直な感想は、展示物見てもあんまり面白くない。パネルでの説明が主なので、

英語読むのが大好きで、クラーク地区について知りたい人限定で楽しめそうです。

さて、この博物館には別館があって、そこで4Dシアターが楽しめます。料金は入場料と別途100ペソ(212円)。やはりホテルのお姉さんが

「4Dは絶対おすすめだから、ぜひ観てね!」

と目をキラキラさせていたので、観ざるを得ません。後で絶対聞かれますから。

1:30PMの回に合わせて時間をつぶし、待合ロビーへ。ちなみに博物館では他の客を1人も見ませんでしたが、ここでは母子連れ2名が一緒。

黄色いオジサンを含めてスタッフの方が多いですよ。

入り口でこの眼鏡を渡されて、上映開始。内容はクラークの地理や歴史。さっき展示で見た内容のおさらいです。眼鏡で3D、座席が動いたり風が吹いたりして4Dなのですが、

椅子の動きが映像とリンクしなすぎで、逆に集中できません。

一番の盛り上がりは、ピナツボ火山の噴火。これは実際に1991年にあった大噴火の映像で、かなりの迫力!世界的にも大規模な噴火だったそうで、

ここだけ4Dの実力が垣間見えます。

まぁ全体を通して万人にお勧めできる内容ではありませんが、アンヘレスで暇を持て余して死にそうな時には・・・。因みにホテルに戻ってキラキラした目で「どうだった!?」と聞かれたので、こう答えました。

「It was fantastic!!!」

礼儀は大切ですね。

さて次回は、アンヘレス最後の夜。街はずれにあるクラフトビールの自家醸造パブをご紹介します。フィリピンのクラフトビールシーン、確実に盛り上がっています!


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