こんにちは、ミャーです。リアルタイムでは本日ミャンマーを出て、飛行機でホーチミンへ向かっています。いい加減に旅のペースを上げなきゃと思って、
ミャンマーを、3都市巡り9泊10日で切り上げました。
これまでの旅のペースからすると、
目が回りそうな忙しさ。
そんなミャンマーで、初めての国に浮かれて胃袋のペース配分を間違え、ヒヤっとする場面もあり、
うーん、ヤンゴン手強いぞ。
と感じたヤンゴン1日目。今回のブログはこんな内容です。
- ホテル朝食でお蕎麦っぽいミャンマー麺
- 26thストリートのローカル生鮮市場
- ミャンマーにもある!ショッピングモールとスーパーマーケット
- 日本語客引きの名所?ボージョー・アウンサン・マーケット
- シャン・カオスエの人気店、アウンミンガラー・シャン・ヌードルショップ
それでは、よろしくお願いします。
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ホテルの朝食でお蕎麦っぽいミャンマー麺を食べる。
ミャンマーのホテルは朝食がつくのがデフォルトみたいで、街に出て朝ごはんを探したい私としては微妙。もったいなくても、これがパンとゆで卵だけとかだったらスルーするのですが、このホテルは洋風とミャンマー料理の組み合わせで、
ミャンマー料理を知るのにもひと役買ってくれるのでありがたい。
お蕎麦に似た風味の平打ち麺で、これを日本でいう油そばみたいに料理したもの。料理名を聞くと、スィージャーカオスエとのこと。カオスエは麺のことで、ミャンマーには多様なカオスエがあるのです。これは検索しても出てこないし
未だ正体不明ですが、
もっと食べてみたい美味しい麺でした。
ヤンゴンの街の徒歩散策スタート!
朝食を食べてさっそくヤンゴンの街歩きを開始します。初めての国、初めての街にワクワクして通りに出ると、
バナナ枝ごと売ってる!
そのオトナ買いは1回やってみたいですね。ヤンゴン川沿いの大通りに出てみると、
たくさんの種類のフルーツ屋台が並びます。この辺りはさながらフルーツ街の様相で、
鮮度も質も良さそう!
この国も果物は信用できそうです。
通り沿いには屋台メシもあって、やっぱり油漬けのミャンマーカレーが定番。
なんか雰囲気はフィリピンのカレンデリアを思い出します。基本、熱々のご飯は食べられない方式。
銀行があったので、ATMでミャンマー通貨のチャットを引き出します。手持ちは国境でタイバーツから両替した最低限しか無いですからね。例によってアコムカードを使い、
1000チャット=71円でした。
このサイトではこのレートで、またチャットは桁が大きいので1000チャットを1kと記載していきます。
お金も確保し、散策を続けます。ミャンマー最大の都市ヤンゴンといっても、街の主力は露店とこのような個人商店。英語は日本よりは通じるけれど、ローカルな店では数字や桁を間違える人が多いので、要注意です。
2kと言ってたのに、20 k請求されたりとかね。
ところでミャンマーでは、もともと外食が盛んではなかったそうで、その理由は諸説あるものの、
食事はもてなすもので、お金を取るものではない。
という敬虔な仏教徒としての考え方からとも言われています。実はバガンでそれを実感する出来事があったのですが、それはまだ先の話。ここで言いたいのは、
だから、こんなに弁当箱が売っているのね。
ということと、
ミャンマーで美味しいローカル飯を探すのは、なかなかハードルが高そうだなぁ。
ということ。それでも最近は外食する機会も増えて、ミャンマーも変わってきているとのことです。
面白そうなので、通りがかった衣類市場に潜入。
うず高く積まれて
どうやって買うんだ。
という感じですが、ごちゃごちゃ系の宝探し的楽しみ方ができそうな場所です。さて、そうこうしているうちに、目的の場所、26th ストリートの生鮮市場に到着です!
朝に行きたい26thストリートのローカル生鮮市場/26th Street Fresh Market。
ヤンゴン市街地は南北に細かく通りが走っていて、西から1、2、3と番号が増えていきます。街のど真ん中にほど近い26th ストリートのローカル市場は、どこからでもアクセスし易く、その賑わいもタイヘンなもの。
カレーをたのむと野菜が食べ放題なことからも予想がついた通り、野菜やハーブの品揃えはかなり充実。
両脇と真ん中の地べた、至るところ食材で溢れかえっています。
特にハーブ類は、名前の分からない初見のものがたくさん。その後ミャンマーめしを食べ通して思ったのですが、
ミャンマーの人は苦味がけっこう好きっぽい。
苦い葉っぱ、苦い料理がちょこちょこ出てきて、明らかに他の国より苦いもの率が高い気がします。
ミャンマーにいて、ついに食べる機会がなかったこれは、なんでしょう。
これは野菜じゃなくて、噛みタバコのキンマですね。噛むと赤くなって
ドラキュラみたいになるやつ。
街のあちこちで見かけます。
素人には手が出しづらい発酵食品の数々に
魚介類。この市場では売っていなかったけれど、ヤンゴンは美味しい海老、蟹も楽しめるようです。
もちろんお肉も売っていて、仏教国なので鶏、牛、豚、羊なんでもOKですが、牛はインド系のヒンドゥー教徒は勿論、
農耕に使う大事なパートナーの牛を食べるなんて!
という人もいたりするとのこと。
なお、鶏の鮮度は現物保証付きです。
暫く歩いて喉が渇いたところに、屋台のジュース屋さん。得体の知れない黒いのを飲んでいるオバちゃんと目が合って、
思わず「美味しい?」と聞いてしまいました。
そう聞かれたら当然おいしいと答えるわけで、そうすると当然買わなきゃな雰囲気になるわけで、もうここまで来ると状況は不可避ですが
これ高確率で腹壊すやつじゃない?
節操なく食べているように見えて、一応イケるかどうかは慎重に判断しているつもりなのですが、これは危険信号。
えーい、ままよ!と飲んでみると、
うぇぇ、甘すぎる。
正体不明の黒甘ジュースですが、結果としてお腹はなんともなし。
よし、もう1歩踏み込んでもイケるな。
分からない食材も多いけど、とりあえず市場も見れてイメージはできました。あと、スーパーも見なきゃな。
ミャンマーにもある!今どきのショッピングモールとスーパー、ジャンクション・シティ/Junction City。
続いては個人商店が中心のヤンゴンにもショッピングモールがあると聞いて、ジャンクション・シティへ。イマドキの商業施設と聞いていたけど、
あれ、ここ?
どうやら1階は小店が並ぶ昔ながらのマーケットで、2階から上がモールになっている様子。ここで怪しいミャンマー人に声をかけられました。
ハーイ!どこから来たの?わたし日本に友達いるよ~。
カタコトの日本語と英語が話せる男で、十中八九は客引きか犯罪系ですが、すべて拒絶していると出会いもなくなっていくので取り合えず話を聞いて様子をみることに。明日は仏教の何かでバスのチケットは買えないぞとか、いろいろ教えてくれるのですが、
いきついたのは、ミャンマーの女の子と遊ばないか?
なるほど、そっちでしたか。「いらない、じゃあねー」と振り切って2階のモールへ上がってふとカバンを見ると、
いつも閉めているチャックが開いてる(冷や汗)
焦って中を確認したけれど何も無くなってはおらず、スキミングの可能性を考えてしばらくクレジットカードの使用履歴もウォッチしたけれど大丈夫でした。それでも怪しい男と話している間に、ちょっとでもカバンから意識が離れたことを反省し、
ミャンマー怖い。ちょっとだけ怖い。
と警戒を強めたのでした。
2階から上はこんなかんじのショッピングモール。もちろん服や化粧品を買いに来たわけではなくて、
目当ては中に入っているスーパーマーケット!
先ほどローカル市場へ行ったばかりですが、こういう場所へ来ると
さっき正体が分からなかった食材の英語名がわかったりして、
未知の国の食を探るにはかなり有用なのです。
お惣菜コーナーを見て「ほほう、ミャンマーでは鹿も食べるのか」とかですね。
もちろん値段はずっと高くて、この豆とかガーリックチップとかが混ざったお菓子は市場の3倍以上の値段。
ミャンマーコーヒーも気になるけれど、携帯用ドリップ機をチェンマイの宿に置いてきてしまったので、今はガマンです。
日本の食品も結構充実しています。もう東南アジアはどの国に行っても日本食に困ることはなさそうですね。
レトロかわいい炊飯器コーナーも。
パナソニックの炊飯器が42.5k(3018円)。これはこれで、日本でも需要ありそうな気がしますね。
館内にはこんなお洒落カフェもあって、
カフェラテが4.5k(320円)なので値段も日本並みです。
ちょっと贅沢ですが、
生々しいミャンマーの熱気と暑気にあてられた頭をエアコンの効いた店内でクールダウン。
ひと休みして次に行きます!
日本語客引きの名所?ボージョー・アウンサン・マーケット。
とりあえず市場という名前がついているし、有名な場所らしい
と向かったボージョー・アウンサン・マーケット。民芸品やポストカードなどのお土産品、貴金属店がならんでいて、観光客向けのお土産もの屋街という感じでした。
歩いていると次から次へと親切を装った客引きに声をかけられてかなり面倒臭いのですが、一線を画したのが中学か高校生くらいの女の子。日本語で話しかけてくる位は沢山いるのですが、
郷に入っては郷に従えネ
とか
もうかりまっか
とか、小気味よいトークに笑いを混ぜるのが上手で、思わず話を聞いてしまいます。もちろん彼女も客引きなんだけど、ものを売るより、覚えた言葉を使いたくて仕方がないという感じ。日本語以外にも何か国語も話せるというから驚きです。
日本人にしてはアナタ英語ウマイネ。
と褒めてもらって複雑な心境です(苦笑)。それにしてもヤンゴンは、お寺も道沿いでも、映画館でまで怪しい客引きに声をかけられ、ちょっと疲れます。
目当てのご飯屋さんへ向かうのに、ボージョー・アウンサン・マーケットを北に出ると、線路を超える陸橋があります。
この陸橋の方が、ボージョー・アウンサン・マーケットより面白い!
木製の橋に並ぶ生鮮食品をはじめ数々の商品。
さながら線路の上のローカルマーケットです。
欄干の向こうには線路が見えて、
手前では海老やイカを売っているという不思議な光景。
この海老が意外と鮮度がよくって侮れません。
反対側へ抜けて、ようやくヤンゴン初の外ごはんです。
シャン・カオスェの人気店、アウン・ミンガラー・シャン・ヌードル・ショップで2杯は食べすぎでした。
アウン・ミンガラー・シャン・ヌードルショップ。つまり、ミャンマー東部にいるシャン族の麺料理を出すお店です。
※なお、ミャンマーはいくつもの民族が住んでいて、当然料理はその民族ごとに違います。今回旅したヤンゴン、バガン、マンダレーは全てビルマ族のエリアなので、もちろんビルマ料理主体です。
お昼どきを外した遅めの時間なのに、かなりの客入り。ローカルにも観光客にも人気のお店だそうです。
ここでは日本のものにそっくりな焼き餃子も美味しい
そうですが1人では量も多く、それにせっかくミャンマーまで来て日本と同じもの食べてもなぁと、ここは王道シャン・ヌードルに挑戦です。
シャン・ヌードルは汁ありと汁なし、普通の米麺とモチモチ麺(sticky noodles)の組み合わせで4種類、更にそれぞれチキンかポークを選べます。そうなると2タイプの麺はぜひ試してみたいと2品をオーダーしました。
まあ、アジアの麺料理は大抵量が少なめだから大丈夫でしょう。
こちらはモチモチ麺の汁なし、チキン2k(142円)。
全体的に細かく刻まれた具材に、底に溜まった濃いめのタレ。
これは確実に「まぜまぜして食べるべし」の料理ですね。
しっかり混ぜるとニンニク、トマトの効いたガッツリこく旨の味で、
平打ち麺は本当にモッチモチ!うん旨い。
それにしてもこの1杯でしっかり1食分の量があるのに加えて、モチモチな分だけ腹に溜まる感じがすごい。これは満腹になる前にもう1杯の味を確かめねばです。
普通の米麺の汁あり、ポークです。値段は同じ2k(142円)。
これは歯ごたえがほぼ無い、やわやわの米麺。澄んだスープに白菜と、具材も味も
極めてあっさり。
これには野沢菜漬けそっくりの漬物がついてきて、
あっさり麺に良くマッチします。たのんだ2杯はガッツリこく旨 とあっさりヤワワヤ、なかなか対照的でよい組み合わせですが、
なにぶん組み合わせるには量が多すぎる(泣)
ギリギリ完食できたけれど、予想をはるかに超える食べ応えでお腹はもうハチキレそう。そして美味しいは美味しいのだけれど、この店で満腹になってしまって悔しいのは、
無難に美味しすぎて、未知の味の驚きとかは皆無だったこと。
これぞミャンマーっていう味を期待していた分、ちょっと肩透かしをくった感じなのです。でも、油たっぷりのミャンマーカレーに胃が疲れたら、素晴らしくありがたいお店だと思います。
さてシャン・ヌードルを堪能した後ひと息つきながら、スマホを使ってやっていたのが、ヤンゴンからバガンへの移動手段の確保。ヤンゴンまでの移動がハードだったので
今回は楽して飛行機に乗っちゃおっかな~♪
と思っていたのですが、スカイスキャナーで検索した最安値のゴールデン・ミャンマー航空のサイトが要領を得ないのです。プロモーション価格と外国人価格の2種類が表示され選択するのですが、
外国人価格っていうのがあったら、プロモ価格は外国人はダメってこと?
と不安になりますよね。同社のサイトには明確な記載がなく、ネットを漁っても情報が見つからず、
電話をしても誰も出てくれない。
仕方がない。「やっぱりバスで行けってことですね」とバスチケットを買いに行き(詳細はバガンへの移動のときに書きます)、
そろそろ観光も!と思って向かったスーレーパゴダは
短パンNGで翌日出直しとなり、
これ旨そう!
と思ったモツ煮込みは、シャン・ヌードルがもたれてお腹に入らず、
どうもヤンゴンさんとは間が合わないですね。
自業自得を棚に上げて、首を傾げたのでした。
次回予告
ヤンゴン2日目。ホテル朝食でミャンマー版カレーラーメンのオンノ・カオスエ。更に外に出て屋台でミャンマー朝ごはんの定番、モヒンガー。ダブル朝ごはんの後は、ヤンゴン市街の観光の目玉、シュエダゴン・パゴダと、スーレー・パゴダのお寺見学に行ってきました!
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