こんにちは、ミャーです。コロナウィルスで4/1から国外に出るのは絶望的な状況になってきました。1カ月かそこらなら良いけれど、長引くようだと根本的にプランを考え直さなければなりませんね...。
うーん、困った。
さて、ブログはトレッキング2日目のゴール地点、ゴラパニ村に到着した所からです。毎日午後のけっこう早い時間に宿に着くので、ヒマで時間もたっぷりとある山の宿。そんなゴラパニの宿の様子と、美味しかった宿のカレーについて書きたいと思います。
※1ネパールルピー=0.97円。ほぼ日本円と同額なので、ネパール篇では個別の日本円換算は記載しないこととします。またネパール篇で単にルピーと記載したものは、ネパールルピーのことだとご理解ください。
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ゴラパニは、トレッカーが集まる少し大きな村。
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ヒマラヤ山脈の展望スポットとして人気の山、プーンヒルに登るために、多くのトレッカーが集まってくるゴラパニ。
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この標識のように、各方面への道が交わっている場所でもあるので、途中通ってきた村々に比べるとだいぶ大きいのです。ゲートを超えるとすぐにチェックポイントがあります。
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ここでTIMSや入域許可証のチェックがあるのですが、
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今回もツァクラに任せきり。その間村の風景をながめてちょっと休憩です。
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標高2855mのゴラパニ村ですが、あちこちに畑を切り開いて野菜を育てています。冬のこの時期でもちゃんと収穫できるのですから、すごいものです。
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石積みの建物を多く見かけますが、
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道も同じく石積み。雰囲気があります。
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道の真ん中に繋がれたロバ、もしくはラバ。ツァクラはロバ/donkey と言っていたけれど、橋なんかには、
ラバ/mule 優先!
などと書かれていて見ても区別がつきません。まあ、どっちでも良いのですが、ネパールの山では全力現役の荷運び動物ロバ(またはラバ)に会ったら、道を譲るがルールだそうです。
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村の入り口には無かった雪が、奥へ進むと徐々に増えてきました。今回宿泊する宿に到着すると、
そこは一面の雪景色。
村のなかでもかなり眺望が良さそうな、Peace & Excellent View Lodge に宿泊します。
ストーブの前で思い思いに寛ぐ山の夜@Peace & Excellent View Lodge。
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3階建ての立派なホテルに到着し、ツァクラから鍵を受け取り部屋へ。
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トイレ・シャワー付きの清潔な個室で、お湯も出ました。嬉しいのはこの、
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部屋に通っている煙突管。想像するにストーブの排気を通しているのだと思うのですが、近づくと仄かに温かい。
決して暖房といえる程のパワーはありませんが、何もないより遥かに素敵です。
とはいえ布団に入らずに部屋に居続けると凍えそうになるので、寝るまでは多くの人が共有スペースにある唯一のストーブに集まってくるのです。
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トレッカーもガイドも一緒になって、濡れた服を乾かしストーブを取り囲みます。
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午後の早い時間にその日のトレッキングを終えて宿に入るので、基本的に皆んな暇。話をしたり、ゲームをしたりと、和やかな雰囲気。とはいえ周りに合わせなきゃならないような空気は全くなくて、
ひとり本を読むのも、スマホゲームをするのもなんでも自由。
なんとも自然体でまったりしているのです。
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ニュージーランドから来ていた自力トレッカーや、韓国から来ている女の子。サランコットで山の名前を教えてもらった日本人おじさん2人組もここで再会しました。因みにここまで来ると、Ncellの電波は全く届かないのですが、
ガイド陣が使っているネパールテレコム/NTC はばっちり電波が通っていました。
ホテルのwifiもたまたまか常にかわからないけれど不具合で使えず、でも有料という貼り紙があった充電は無料でやってくれました。因みに今回泊まった4泊で、部屋で充電できる所は1軒もなく、共有スペースに充電スペースがある所が多かったです。
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バババタバタ。
大きな音に外へ出てみると、村の空き地にヘリコプターが着陸し、人を乗せて飛び立っていきました。聞くと体調不良の人を回収してポカラへ運ぶのだとか。
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着いた時には青空が見えて気持ちの良い景色が見えていたけれど、
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午後も遅くなると霧に囲まれて、冷え込みが一層厳しくなってきました。山の天気は変わりやすいのでしょう。もう少しゴラパニの眺望を楽しみたかったですが、大人しくストーブの周りで過ごしました。
久々にインドを思い出すチキンカレー。
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ネパールの山の宿にはよくあるスタイルで、夜ごはんは早い時間に注文しておく必要があります。予め頼んでおいて、18時に用意してもらったのはチキンカレー。
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骨がついたまま、豪快にブツ切りした鶏肉がゴロゴロと入っています。サラサラのルーはキレのあるスパイシーさで、
久々にインドのカレーを思わせる味わい。
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考えてみるとネパールで食べるダルバート。豆のカレーは北インドでも南インドでも、更にはスリランカでも定番なのですが、
ネパールのダル(豆汁)だけは、カレーと呼ぶのに抵抗があるのは何故でしょう。
同じくムング豆を使っていて、同じくターメリックやコリアンダーなどのスパイスを使っているのに、カレーというと感覚的に違和感があるのです。
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まだまだ勉強不足で明確に説明できませんが、食文化として明らかにインドとも繋がっていながらも、やはり独自の食文化圏を形成している、ネパールです。
次回予告
3日目は早朝に起き出して、朝食の前にプーンヒル登山。山頂から朝日を観る、このトレッキング最大のヤマ場なのですが、
想定外のまさかの事態に!!!
イレギュラーはあったものの、プーンヒルから観たヒマラヤの山々は、今回のネパール旅でも最高の絶景でした。
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