カトマンズで1泊し、翌朝ポカラへと出発。移動はツーリストバスを利用しました。
いくつかある移動手段の中でも最安、でも充分快適なのがツーリストバスです。
今回はチケット購入や実際の移動の様子、そしてポカラで計8泊お世話になったお奨めの宿、ピースアイ・ゲストハウスについて書きたいと思います。
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カトマンズからポカラへの移動手段(2020年1月情報)
ポカラへの移動は主に飛行機かバス、そしてバスにはツーリストバスとVIPバスがあります。飛行機は25分のフライトで1万円未満で乗れますが、預入荷物は別料金。バスは7時間かかり、料金は標準的なツーリストバスだと700〜1000ルピー。食事付きで席もゆったりとしたツーリストバスは2500ルピー程度。もちろんトイレが車内に付いていますが、ツーリストバスでもトイレ付きのバスがあります。
今回は迷うことなく、安いツーリストバスを選択。
ミャンマーやフィリピンに比べれば、超快適な7時間のバス旅でした。
バスチケットは、路上で声をかけてきた旅行会社の人から値切り購入。
バスチケットは、ナガルコットに行く前にカトマンズで予め買っておきました。カトマンズの宿エキゾチック・ハウスで聞いたバス料金は900ルピー。バスチケットは大概のホテルでも手配してくれるし、町の至る所にある旅行会社に行っても良い。それにタメル地区を歩いていると、旅行会社の客引きが向こうから声をかけてきます。その中の感じが良さそうな兄さんは値切ったら700ルピーと言うので、彼のオフィスで買うことに。
裏路地の2階。インドなら監禁必至で絶対に着いていっちゃいけない状況ですが、オフィスに入ると早々に、
700ルピーじゃなくて7USDでいいかな。
7USDは775ルピーだというのです。きた!静かに臨戦体制を敷き、表面上は穏やかに切り返します。「話が違うよね。700ルピーじゃないなら帰ろうかな」と言うと、
オーケーすまんすまん。700で大丈夫だ。
ここから長い交渉が始まると思ったら、あっさり引いて拍子抜けです。
無事700ルピーでポカラ行きのチケットをゲットしました。
ツーリストバスは朝6時半集合、7時出発。
2020年1月26日(日)早朝。ツーリストバスは基本的にどの会社も、タメル地区の北端にあるここ(↓)を朝7時に出発。6時半には着いているように言われ、まだ暗い中を出発場所に向かって歩きます。
地図上の場所はバスターミナルではなくただの道路ですが、朝イチに行くと何台もバスが並んでいて、すぐにわかります。
チケットを見せるとどのバスか教えてくれました。
確認してなかったけれど、トイレ付きのバスが当たりました。7時間で3回は休憩があるので、トイレが無くても困りませんが、あると安心ですね。
きっかり6時半に着いたけれど、ほぼ1番のり。コーヒーを飲んでいるうちに客が集まってきて、7時ちょうどに出発です。
とはいえ車内は空席が目立ち、隣も空いているので悠々快適。
水ももらえて、VIPバスじゃなくても充分なサービスです。
途中のトイレ休憩は、ドライブインのような施設で。驚いたのが、休憩所には必ずコーヒー屋さんが出ていて、
どこもエスプレッソ・マシン完備!
カプチーノとか飲めちゃうのです。さすがネパール、観光に関してはすごく整備されているのです。
昼前に止まったドライブインでは、昼食休憩30分。
大量にメニューがあるけれど、時間もないので多くの人はこの、
調理済みの料理が並ぶカウンターで買っていました。わたしも揚げモモをオーダーすると、ちょうど足りなくなったようで、
すぐ揚げるから待ってて。
熱々揚げたてを出してくれました。10個150ルピー。サクッと揚がった厚めの皮に、マサラソースが良く合います。
カトマンズの街中は標高1300mくらい。ポカラは800mなので、進むにつれ空気が和らいでくるのが分かります。ポカラに近づくと、
所々に見える芥子菜畑。
菜の花そっくりですが、ダルバートに必ず乗っている青菜炒めのサーグは、主にこの芥子菜を使っています。見ていると気持ちが春めいてきて、ポカラへの期待が高まります。
遅れることもなく、バスはポカラの町に入りました。山に囲まれたダム湖のほとりにあるポカラは、想像以上に広くて都会。バスは町中心部から南東の、ツーリスト・バス・パルクへ到着です。時間はそれなりにかかるけど、東南アジアやインドと比べると有数の快適さでした。
↓カトマンズ間のバス発着場所はここです
ポカラのお勧め宿、ピースアイ・ゲストハウス/Peace Eye Guesthouse。
バスパルクでは、タクシーのオジちゃんに声をかけられたけれど、ここから予約している宿までは1.7km。20分もあれば着いてしまうので、歩いて行きます。カトマンズに比べると、広々して長閑な雰囲気。
左手にペワ湖が見えてきました。
ポカラでは日本食も韓国料理も食べられますが、一番目につくのは中国語の看板。韓国人はビザ免除されていてネパールとの関係が良いと聞いていましたが、やはり中国の圧倒的な人の数には押されて気味の印象です。カトマンズ同様に、中心部に近づくほどアウトドアショップやお土産ものが増えてきました。
ここが今回お世話になったピースアイ・ゲストハウス。口コミ評価が非常に高くて、家族で経営しているのですが皆んなとてもフレンドリー。
着いて名前だけ確認すると、料金前払いのはずが、
お金は後でいいから、とりあえず部屋で休んだらいいよ。
とすぐに部屋へ案内してくれました。
部屋は広さ充分、ベットの状態も良くシャワーはちゃんとお湯が出ます。朝食無しのプランで、最初の5泊は1泊1369円、トレッキングから帰ってきてからの3泊は978ルピーでした。
コスパ的には最高です。
クリーニングは1kg 60ルピーで朝出せばその日のうちに返ってくるし、移動やツアー関係もなんでも手配してくれて仕事もキッチリ。
併設のレストランは、暖炉に火が入って居心地良く、
朝食のピースアイセット320ルピーはトースト、ジャガイモと好きな調理法を選べる卵料理にコーヒーか紅茶。
それに濃厚で妙に美味しいフルーツジュースがついてきます。ネパール料理よりは西欧料理昼食のメニューで、
グリークサラダ230ルピーは謎のアジアンテイストだったり、
トマト・ガーリック・スパゲティ360ルピーも美味しい!というほどではなかったり。レストランの利用はあまりしなかったけれど、アットホームな雰囲気と、ビシッと仕事はしてくれる、いいとこ取りのバランスの良さがあって、また次回も利用したい良い宿でした。
次回予告
昔から多くの旅行者を惹きつけてきたポカラ。その魅力は物価の安さや旅行者向けに充実したサービスはもちろん、
ひたすら安らげる落ち着いた町であること。
次回はそんなポカラの町の様子と、プールヒル店トレッキングに向けた装備の用意について書きたいと思います。
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