こんにちは、ミャーです。リアルタイムでは只今ホーチミンを満喫中ですが、
想像以上にメシ旨!!!
通りがかりに見かける食べものの誘因力がすごくて困ります。さて、ブログはヤンゴン2日目。ミャンマーを代表する朝ごはんの定番モヒンガーを食べて、これまたヤンゴン観光のド定番!仏教寺院とパゴダ(仏塔)見学に出かけました。
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やっぱりホテル朝食も捨てがたい。
朝起きて身支度を済ませてフロントへ行き「今朝はモヒンガーを食べに行きたいんだけど、どこで食べられます?」と聞いてみると、
そこを行った先で食べられるけど、うちのホテルのオンノ・カオスエは食べない?
オンノ・カオスエ、それはミャンマー版カレーラクサとも言われる、ココナッツミルクを使ったカレー風味の麺料理。今回ぜひ食べてみようと思っていた料理のひとつです。
うん、じゃあ食べていきます。
目玉焼きとトースト、甘い豆料理(上の写真)に続いて、
オンノ・カオスエも到着。
カレー風味はごく控えめで、ココナッツミルクのミルキーなスープが朝の胃にやさしい。
麺は小麦のふにゃふにゃ麺ですが、豆が入った揚げ物のトッピングがサクサク触感とふやけてトロッと触感が混ざって美味しいです。
ふぅ、しっかり食べてしまいました。
さてと...予定通りモヒンガー攻略に向かいますか。
ミャンマー朝ごはんの定番!魚スープ麺のモヒンガー。
ホテルから出て大通りにぶつかる角に数軒の麺料理屋台を発見。一番混んでいる店に行って「これはモヒンガーですか?」と聞くと、そうだと。よし、早速いただいてみましょう。
オーダーすると丼に細い米粉の麺、各種具材を入れてスープを注いで一丁あがり。あっという間に提供されます。
ローカル屋台ですが、ここはウェルカムな雰囲気で入り易く、
なによりオープンエアの朝ごはんが、最高に気持ちがよい。
これがモヒンガー。1杯0.7k(50円)です。
50円です!!!
安いなぁ。
スープはトロっとはしていないのだけど、煮込まれた魚が溶け出して濃度のある状態。
魚だからクドさはなくて、でも穏やかな旨味がじわじわきます。
素麺のような米粉麺は舌でも切れるほどの柔らかさ。
麺料理として啜るものではなく、スープの具材という位置づけでしょうか。
箸もフォークもなく、レンゲだけで食べることからも、そう思われます。スープをたっぷり吸ったお麩も美味しくて、レモンを絞ると味がすっきりして、食べていく内に身体をやさしく起こしてくれる感じがします。
なるほどこれは朝の目覚めに最適な料理ですね。
これまでの食事で少し荒々しい印象を持っていたミャンマー食ですが、こんな料理もあるんだと認識が改まりました。
↓ご紹介したモヒンガー屋台はこの辺です。
2500年前に建てられた?シュエダゴン・パゴダは想像以上の迫力!
ミャンマーを旅するにあたり、多くの人が最も多く訪れるのは、パゴタやテンプルといった仏教施設じゃないでしょうか。これからヤンゴン、バガン、マンダレーと
おくびが出るほど沢山のお寺を観ましたが、その1か所目がここ。
※おくび: 噯気(あいき),または俗にげっぷともいう by コトバンク。ふだん使わない言葉ですが、仏教の話題だったので言葉を選んでみました。
正直な所、お寺なんてそんなに沢山見ても飽きちゃうだろうし、東南アジアの金ピカ系のお寺って古刹感がないしなぁなんて思っていたのですが、
実際見たらすごい迫力でした!
グラブに乗って南側の入り口につけてもらい、この階段を上ったところで靴を脱ぎます。ミャンマーのお寺は全て土足どころか、
靴下も厳禁です。
以前、わざと土足でお寺を歩き回った外国人が逮捕された事例もあるとのこと。キレイ好きの人はウェットティッシュを多めに持って行った方がよいかもしれません。
中に入ると広い廊下が仏塔へ通じていて、仏具やお土産ものを売っています。
仏塔の手前で外国人入場料10k(710円)を払うと、支払い証明のシールをくれるので服に貼ります。
料金所を過ぎると正面に大きなお堂。細かい装飾でなかなかの迫力です。
中に入ると仏様の前で皆さん熱心に祈りをささげています。基本的には正座をして、手を合わせ、土下座をしてを3回くらい繰り替えす人が多いようです。
外国人とはいえ仏教徒の端っこの端くれ。
きちんとマネしてやってみます・・・膝が痛い。
お堂の前を左右に道が分かれ、仏塔を囲んでぐるっと1周しています。お堂よりもその周辺の小仏塔や
回廊の外に立ち並ぶ建物がさらに綺麗。
そして勿論、黄金の仏塔は大迫力です。
なんかもう非現実的な雰囲気に思わず、
仏教版ディズニーランドみたい。
不謹慎ですが、でも昔の多くのミャンマーの人たちにとってこういう聖地は、はるばる尋ねる非日常の極致。ある意味テーマークみたいな場所だったのかもしれません。
敬虔な仏教徒が多いというミャンマーですが、なるほどお経を唱えて一心にお祈りしている人もいれば、
いちゃいちゃしているカップルも。こら、仏様の前でよしなさい。
意外とミャンマー人の若者は、人前でいちゃいちゃが好きみたいですね。
北側には仏足石という仏陀の足跡があって、その向かいには大きな仏像も安置されてなかなか敬虔な空気なのですが、上の写真の奥に何やら映っているなと思ったら、
熟睡している人がいました。イスラムのモスクもこういう所がありますが、
敬虔さと寛ぎの塩梅が、日本人には難しいですね。
お祈りといえばミャンマーでは、生まれた日の曜日を大切にしているそうで、仏塔を囲むように各曜日のお祈り場所があります。そういえばタイもそうでした。調べてみたら、私の誕生曜日は火曜日。ライオンの曜日だそうです。
同じ火曜日生まれというだけで、ちょっと親近感が湧きますね。
お姉さんに便乗してお祈りしました。
街の中心部からも行きやすいシュエダゴン・パゴダ。迫力のある仏塔と、熱心に祈る敬虔な光景が印象的な、素敵な場所でした。行かれる際は短パンNG、タンクトップやキャミソールNGですのでご注意ください。
スーレイ・パゴダのお祈り詐欺の手口。
続いてもっと街中、どころか街のど真ん中にあるスーレー・パゴダへ。前日に短パンで入れなかったところです。
こちらは参観料が5k(355円)です。
東西南北から入れますが、今回は南から。入って正面の仏様にご挨拶したところで、怪しげなミャンマー人から英語で声をかけられました。
どっから来たの?ぼくは学校の先生で、ほら、これが僕の生徒さ。
頼んでもいないのに子供たちの写真を見せられます。
僕は元々ここの僧侶だったんだ。ほら写真。
確かに彼の顔で僧服姿の写真です。
ガイドならいらないよ~と牽制するのですが、勝手にパゴダについて説明を始めます。いったん撒いて一人になり、火曜日の祈り場で手を合わせたら、
そうじゃない。こっち来て!水かけて。そうそう、次はこっちに5回。この鐘をゴーンとやって。
有無を言わせない勢いで、正しいお祈りの手順を教えてくれます。警戒しつつも便乗して、ミャンマー式お祈り作法体験です。
それで、今度はこっちの仏様にお祈りするから来て。
小さな御廟に入れられて、
はい、この蝋燭に火をつけて。
と素早くウエストポーチから小さな蝋燭数本を取り出しました。
きたきた!お金を請求するポイントはここですね。
当然火は付けずに「ちょっと待って。それはいくらするの?」と聞くと、急に口ごもり、重ねて聞くと、
ワン・ツー・スリーだ。
「なにそのワンツースリーって」「いいから大丈夫。ワンツースリーはハッピーナンバーだ」という意味不明のやり取りを繰り返した結果、
ワン・ツー・スリーは12.3k(873円)でした。
「高いからやめておくよ。ありがとう」と立ち去り事なきを得ましたが、うっかり火をつけていたら払わざるを得なかったはず。
うーむ、油断がならん。
とはいえスーレー・パゴダも規模は小さいながら、やっぱりヤンゴンに居るなら一度は見ておきたい綺麗な仏塔でした。
2日目の夜ごはんは屋台の焼きうどん
朝ごはんを2回食べた分、昼を抜いてパゴタ観光で歩き回り、
よし、そろそろお腹が空いてきたぞ。
と、ガイドブックでも紹介されているらしい某有名ミャンマーカレーの店へ。中に入り、例によってショーケースに作り置きされているカレーを見てみたところ、
あ、これ十中八九おいしくないヤツだ。
作ってから相当時間がたっている様子で、食欲を掻き立てる要素が微塵もありません。スルっと店を出て、セカンドオプションの店へ向かいます。某サイトで紹介されていた、炒めた麺が美味しいという屋台。
屋台というか路上店舗というか、オヤジさんの休憩スペースは建物の中で、
厨房と席が外に出ているという不思議なつくり。
一番上のFried Noodleというのが美味しいという情報ですが、
スープ以外は全て炒めものという、フライパン1つ背負って生きる潔さが伺えます。
あ、裏面にもメニューがありました。1枚目のメニューにある2800/4000Ksという表記は、Sサイズが2.8kチャット(199円)、Lサイズが4k(284円)チャットだそうで、Fried NoodleのSと、裏面のFried Egg with Onion and Tomato1.5k(107円)をオーダー。
まず先に麺が到着・・・。
しまった、この量はヤバイ。
せっかくのヤンゴンの夜に1品じゃ寂しいので玉子焼きも頼んだけど、どう考えても胃袋オーバーの盛りの良さです。肝心の味はというと、
日本の焼きうどん(塩味)を思わせるまろやかな味つけ。
あ、美味いじゃんと思って食べ進めて気が付いたのは、
ちょっと油が重い・・・。乳化してトロっとした油が麺によく絡むのです。
見た目の量以上に重たい食べ応えに目先を変えようと、後からきた玉子焼きにスイッチ。
これもけっこうな大きさですが、
こっちも油の重さがヘビー級です。
もしかしたら油の質も関係あるかもしれません。ヘビー級に囲まれて
2対1なんて卑怯じゃないか。
と思うと逆に闘志が湧いてきました。重いパンチを受けても受けても前に出るノーガード戦法で真っ向勝負し、ついに完食しました。
勝ったとはいえ、なんて不毛な闘いなのでしょう(←いつもの自業自得です)
↓google mapに登録はありませんが、場所はこの辺りです。
ミャンマーに甘くない飲み物はないのか。
コッテリを通り越した重量級ごはんを終えて、口の中をさっぱりさせたいのですが、ミャンマーには水以外の甘くない飲みものを中々みかけません。コーラゼロですら無くて、定番はコーラ、スプライト、甘いエナジードリンク。ダメ元で食品雑貨店に入り、
甘くない飲み物はないですか?
と聞いたら「この人なんて言ってるの?」と家族が全員集まってきて相談を始めました。その結果ポカリスエットを指して
これは甘くないよ。
いや、ポカリは甘いよね。そうじゃなくてと伝えると「これは本当に甘くないよ〜」とその家の娘らしき子が、満面の笑顔で勧めてくれたのが、これ。
なんだ、ちゃんとあるんじゃないと買って飲んでみると、
ポカリより全然甘いじゃんか(泣)
収まりがつかなくなってヤンゴンの夜を彷徨うこと20分。
救いの女神はタピオカミルクティー屋さんでした。本当に甘くないのを確認して間違い無さそうだったので、
中国茶とアイスコーヒーの無糖2個買い。
ああ、なんて美味しいんだと感動しつつ、ふと思いました。昨日のシャン・ヌードル2杯食いから始まり、今日の朝食2食ハシゴ、さっきの屋台にこのドリンク。
ヤンゴンでニコイチの呪いでもかかったのでしょうか。
うーん、何かカラ回っているぞと考えながら、明日早朝の出発に備えて早めに寝ることにしました。
次回予告
早朝のバスでヤンゴンからバガンへ。ヤンゴンに来た時とは全然違うバス旅の模様と、バガン最初のご飯をお届けします!
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