モルディブの市街地マレ島でモルディブ料理に感動した2泊3日を終え、リゾートを楽しむために移動します。モルディブにはリゾート島という観光客だけの為に開発された島が多くあり、元々外国人の滞在はリゾート島のみ許されていたそうです。国民の殆どがイスラム教徒の国、
飲酒や女性の水着などの問題で、観光客と地元の人の生活を離していたのでしょう。
ところが2009年にローカル島が外国人観光客に開放されると、多くのホテルやゲストハウスができて、割安にモルディブを楽しめるようになりました。海に浮かんでいるような水上コテージや、誰もいない貸し切りビーチも素敵ですが、特にひとり旅なら、
よりアットホームで
ローカルの生活も垣間見れるローカル島滞在が楽しいかもしれません。
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ディフューシ島への行き方は、スピードボートとパブリックフェリーの2種類。
今回宿を取ったディフューシ島は、マレ島から37km北東へ行った北マーレ環礁にある島。主に漁業で成り立っているそうですが、見たところ10軒前後のホテルがありました。ディフューシ島へ行くには、2つの方法があります。
①スピードボート
マレ島北岸の船着場(jetty)から出て、空港経由でディフューシ島へ1時間弱。行きはホテルに予約してもらってJetty No.6 (↓)から午前11:30出発の便に乗りました。
料金は35USDをルフィアで支払い。540MVR(3834円)です。
波の上を跳ねるように飛ばしていくので、時間は短いけどちょっとだけ振動がきます。
②パブリックフェリー
各駅停車のようにあちこち寄り道して、マレ島デュフューシ島間を3時間ちょっと、時間はかかるけど22MVR(156円)と激安です。帰りに使ったのでディフューシ島へ行く際の情報は検証していませんが、ロンリープラネットのサイトによると月金を除く14:30に出発。ディフューシ島からは6:30出発でした。マレ島の発着は南西のこちら(↓)
天気や海の状況でスピードボートよりも欠航しやすいそうで、空港には停まらない上に、マレ島での発着場所が空港間フェリーと正反対にあるのでやや不便です。
でも、スピードボートより揺れは少なくまったり綺麗な海を眺められて、
席さえ空いていれば、ゴロンとなれるので3時間もさほど長く感じませんでした。
アットホームな宿、ザ・ホーム・モルディブ/The Home Maldives は、本当に家にいるような居心地の良さでした。
ディフューシ島にある宿は、ビーチに面したブティックホテルのような所から、民宿という言葉が似合う所まで様々。ここザ・ホーム・モルディブは、雰囲気で言うならペンション。ビーチ沿いではないけれど、歩いて100mくらいです。
宿の出迎えで荷物を運んでもらい、スタッフと一緒に歩いてすぐの宿へ。
共用寛ぎスペース兼ダイニングでコーヒーをいただき、ほっとひと息。
部屋はひとりで使うには広すぎるくらい。2019年の夏にオープンしたばかりだそうで、清潔快適です。なこなかセンスも良い感じ。
シャワーは時間によって温度が気わるのですが、どうせ毎日海に入っているので温めの水の時でもあまり不都合はありません。
洗面台が別なのはありがたいですね。
宿泊には朝食付きで、洋食や、
リクエストすればマスフニ&ロシも出してくれます。島には専業のレストランは見かけず、ホテル併設のレストランがいくつか。なので滞在中はずっとこのホテルで食事していたのですが、特にメニューは無くて毎回、
今日ごはんどうする?
と聞かれて、ガルディアが食べたいとか、フィッシュカレーがいいとか、リクエストすると作ってくれます。料理好きなオーナーのビリーのご飯は地元料理をお願いすると、薄味でほんとのモルディブ家庭料理といった趣きです。宿泊は4泊朝食付きで3216MVR(22834円)。
1泊5700円くらいです。
税金が20%以上乗ってこの値段。クリスマスシーズンだし、モルディブとしてはかなり割安だと思います。
ザ・ホーム・モルディブのアクティビティ。
程なく出かけていたオーナーのビリーが戻ってきたので、今回の滞在で何をするか相談です。彼らのプログラムは15種類位あるけれど、スノーケリングとアイランドホッピング、釣り系に分かれます。
「タコは是非獲りにに行きたい!」「スノーケリングはあんまやったことない」
などを伝えて、4日間の予定を決めていきます。アクティビティについては次回書きますね。
ディフューシ島の雰囲気をご紹介します。
30分もあれば1周できそうな小さな島にあるのは、民家とホテルと、何軒かの食品雑貨店くらい。
こんな感じの小綺麗な店もあって、お菓子とかアイス、飲み物を買えます。
でも残念なことにビールは買えません。イスラム教徒としての生活の場にお邪魔しているのだから仕方ない。ビールを買うには、
海に停泊しているバーの船
までいかねばならず、足代もかかるしお酒も高いのです。もちろん買ってきても飲むのは部屋でこっそりです。
そのかわり、子供が多くてほっこりした雰囲気の島民の生活を垣間見ることもできて、
所々海藻が打ち上がったりはしているけれど、ビーチは人も少なめだし、
水の透明度は半端ないです。
遠浅のビーチは干潮になるとどこまでも歩いて行けそうになるけれど、
宿から一番近い西のビーチには、岸から50m位のところが水中で深く落ちる崖のようになっていて、スノーケリング器具を借りて覗いてみると、
色とりどりの魚が珊瑚の間を舞っている、竜宮城のような世界。
もちろんビーチチェアでのんびり過ごすこともできるし、
ブランコとハンモックのあいの子のようなこれが結構心地よく、
寝っ転がれる大きさのブランコも最高です。
西の浜では夕日を眺め、
朝早く目が覚めたら、朝日を見ながらコーヒーを飲んだり。宿に戻れば、宿に戻れば、ビリーやスタッフ、他の宿泊者と話もできるし、幸いイスラム圏だから過剰にクリスマスムードになることもなく、
男ひとりでも寂しくならずに過ごせました。
「クリスマスデコレーションするよ!」と何やら工事していたけれど、出来上がったのはこれ。
あんまり雰囲気がなくてひと安心です(笑)
シーシャの会にも誘ってもらいました。ビリーは話も面白いし、共感力もある付き合いやすい男。まだオープン半年で日本人の客は初めてだそうですが、本当に居心地が良くておすすめの宿です。
次回予告
次回から、2回に分けてディフューシ島でのアクティビティ。まずはドルフィントリップと海中に現れるビーチ、そしてスノーケリングです。
油断して参加したスノーケリングで大敗を喫した話
をお届けします(笑)
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