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【インド】南インド有数の人気アクティビティ「バックウォーター・クルーズ」は、コチ出発の半日お手軽バージョンで。

投稿日:2020-02-08 更新日:

こんにちはミャーです。コロナウイルス、こわいですね。何が怖いって罹患のリスクよりむしろ、恐れからくる人種差別的な反応。旅をしている者からすると、そっちの方がよりこわく感じます。幸い今いるネパールでは、一切そんな風に感じることはありませんが、アジア人が少ない国を旅している人ほど大変なように思えます。皆さま、良い旅を続けられますように。さて、ブログはコチ3日目。

南インドでも屈指の人気アクティビティ、バックウォーター・クルーズに参加してきました!

定番はコチから南へ行った所にあるアレッピーという町発着の、専属シェフ付き、貸し切りハウスボート泊という豪華クルーズです。でも今回わたしが参加したのは、コチ発着で予算的にも時間的にも大幅節約の半日ツアー。現地に行けば簡単に見つかるツアーですが、意外と日本語情報がなかったので、ご参考になれば幸いです。


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ツアーの概要はこんな感じ。

今回参加したのは、たまたま泊まったホテル、Oak Field Inn で申し込んだ半日ツアー。Landscape Kerala Holidays というところが主催しているものです。先に概要を書いておきますね。

  • 料金750ルピー(1155円)
  • ホテル9:15ピックアップ、17時前帰着
  • クルーズ時間は5時間(食事等含む)
  • 昼食付き

Google maps につけたポイントが鬱陶しくて申し訳ないのですが、赤四角で囲んだエリアをクルーズします。では、実際の内容にいってみましょう!

予算感を感じさせるピックアップ・カー(笑)

9時15分に少し遅れて、ホテルへの迎車がやってきました。市内各方面に分けて、3台でピックアップをしている内の1台です。補助席まで活用して詰め詰めなのは良いのですが、

この補助席はシブすぎませんか。

そしてたまたま、この補助席が私の席。

降りる時は、後部座席の人のために、椅子ごと外に出すという(笑)。そんな座席に1時間ちょっと乗って、船乗り場へ到着しました。

他の車も合流し、ツアー参加者は20名強。ガイドさんと共に、手漕ぎの木船に乗り込みます。ここで船の写真を撮っていて、最後の方に乗船したのが運命の分かれ目。なんと参加者が多くて、

3人ほどが通路席にあぶれる状況。

まんまと真ん中の席に座るハメになったのです。

今日は絶賛、貧乏くじの日。

目の前には同じく貧乏くじの大きなお父さんがドーン。左右前方すべて視界不良です(笑)

それでも船は南国らしい川景色を進み、人と窓の間から見える眺めにうっとり。

やっぱり川はいいなあ。

あ、素敵な景色♡

とこんな写真を撮るのに、

いったい何枚シャッターを切ったか。

こちらが撮りたいときは、当然窓際のその人も撮りたいわけで、色んなアングルで撮ろうとするその人のカメラや顔がどうしても映り込んでくるのです。

とはいえ何にでも人は慣れるもので、

“隙間から写真家”

としてのスキルを着実に上げている間に、船は細流へと入っていきました。

船には天井が付いていて、両脇の窓際からはもちろん景色を楽しめますが、それを絶たれたわたしが目をつけていたのが、この船最上の特等席。

そう、船頭さんの後ろです。

タイミングを図り、大きいお父さんとガイドさんの脇をスルスルと抜けて、一番前の真ん中へ。

やった!思った通り素晴らしい眺めです。巨大な汽水域であるバックウォーターは、様々な水生生物の宝庫で、あまり写真には収められていないものの、そこかしこに生き物の息遣いを感じます。

まるでジャングルクルーズ。

ジャングルじゃないですけどね。

覆いかぶさる植物と、それが映り込んだ水面。緑のトンネルの中を、長竿で漕ぐ船が静かに滑っていきます。あまりに静かで、カエルが飛び込む音も聞こえるくらい。細流を出た後ですが、

鵜がいました。

運が良いとカワセミも見ることができるそうです。カワセミといえば、インドを代表するビール「キングフィッシャー」のこと。ぜひ見たかったけれど、今回は残念。汽水域にはもちろん、カニ、エビ、魚といった食べられる魚介類も豊富で、ハウスボートの豪華クルーズだと好きなものを買って、シェフに料理してもらうこともできるようです。

暫く特等席を楽しんでいると、他の人も前に出てきたので場所を交換。今度はその人の空いた窓際席に座らせてもらったり。貧乏くじなりにツアーを楽しみました。

集落に立ち寄って、ココナッツ紐づくりを見学。

ツアーには、バックウォーター・エリアにある集落訪問も含まれていて、この辺りに住む人たちにとっての生業のひとつ、ココナッツ紐づくりを見学させてもらいました。

ガイドさんが説明し、集落のお母さんが黙々と実演してくれます。

干したココナッツから取り出した繊維を、

電動だけど手作り感満載の装置に引っ掛けて、くるくる。

くるくるしながら引っ張っていくと、紐になるという按配です。普段こういうツアーの添え物的な見学系はあまり好きでは無いのですが、

ココナッツは南インドでは飲み物からミルク、オイル、果肉にと

食文化の根幹を支える重要なもの。

こうして生活資材としても活用しているのを見るのは興味深いです。実際に別の場所で、この紐を積んだトラックも見かけたので、今もなお日常に使われているものなのでしょう。この他、庭で育てているスパイスやハーブの説明なんかもあり、その後再び船で移動して、お昼ごはんです。

お昼は葉っぱに乗ったミールス再び!

お昼ごはん会場はレストランではなくて、途中で積み込んだケータリングのようなものを、借りた建物にテーブルを並べていただきます。

バイキング方式かと思ったら、スタッフの人が配膳してくれるミールス方式。

おお、昨日ご紹介したSubhiksha Restaurant に比べるとかなり素朴。こっちの方が、土地の人の日常食には近そうです。全体に薄味で家庭料理っぽい。

残念ながら決して美味しいわけでは無いのですが、こういうのも大切な食体験です。

この食事で面白かったのは、お米。ケララ州では、

特殊な方法で調理した大粒のお米を食べるしい。

と聞いていたのですが、おそらくこれですね。どう特殊かというと、

  1. 収穫した米を、籾殻ごと茹でる。
  2. 茹でると米が膨み、籾殻がちょっと割れる。
  3. それを天日で干してから脱穀。
  4. 食べるときは再び茹でて調理する。

こうすることで粒が大きくなり、食べ味がサラサラに軽いお米になるのだそう。確かに、Subhiksha Restaurant より更に軽い。この時は少し水っぽいなあと思ったけれど、翌日別の店でこのタイプのお米の真価を味わいました。つまりケララ州では、

とことん食べ過ぎてしまいそうな罠が沢山あるのです。

注意しなければなりませんね。でも、消化にほすごく良くて、胃もたれしないらしいですよ。

そんなわけで、貧乏くじを引いた割には楽しめたバックウォーター・半日クルーズ。また船に乗って出発地点まで戻ったら、来た時の車に乗ってホテルまで送ってもらい、終了です。ハウスボートの豪華1泊では更に、川からの夕日や朝日も楽しめるのだそう。それはそれで惹かれますが、なんせこっちは予算も10分の1以下ですからね。

1000円ちょっとでお昼までついてくるコスパの良さ。

そして長竿で手漕ぎすることで楽しめる静けさも魅力です。時間があまり取れない場合にも、おすすめですよ。

次回予告

コチ最終日の3日目、午前中はUBERドライバーに聞いたあやふやな情報を元に、生鮮市場を探しに出かけました。お昼はホテルに教わったお店の、

絶品ミールス。

そして夕食は、地下鉄に乗ってショッピングモールへ!これもUBER ドライバーに聞いていた、老舗でケララ料理が何でもあるという店へ行ってきました。


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