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【バングラディシュ】マトンだけど羊じゃない。ダッカのビリヤニ有名店2軒食べ比べ!

投稿日:2020-02-19 更新日:

ダッカで美味しいものを食べようとネットを検索すると、必ず目に飛び込んでくるのが、ハジ・ビリヤニ/Haji Biriyani というお店。我々日本人に一般的に知られているインドのビリヤニ(と言っても本当は色々種類があるのですが)と違い、バングラディシュのは、

生米から肉ダシで炊くという、オリジナリティがあるものらしい。

さらにこの店はメニューがビリヤニだけという、潔い専門店ぶり。これは期待できそう!ということで地図を調べると、オールド・ダッカ内外に2軒あるじゃあないですか。どちらも口コミ高評価でニセモノという訳でもなさそう。それなら、

両方食べ比べてみよう!

と、2軒行ってきました。

※サーバ代くらい入るといいなと、このたび広告を入れさせていただきました。少し見づらくなってしまうかもですが、ご理解いただけると幸いです。


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オールド・ダッカの中にある、ハジ・ビリヤニ。

最初に行ったのは、オールド・ダッカの中にある方です。朝8時から夜10時までのぶっ通し営業らしいので、朝昼兼ねて10時半に訪問。ちなみにバングラディシュでは、英語で店名が書かれていないことが多く、Google maps を見せて「ここで合ってる?」と聞きながら、

3回目で正解に辿り着きました。

中途半端な時間なので先客はゼロ。暇だからというわけじゃないのだろうけど、入れ替わり立ち替わり店の人が話しかけてきて大変フレンドリーです。

そろそろ注文してもいいですか。

そうか、注文したいんだな、じゃあ

水とコーラどっちがいい?

一応確認しましたが、やはり食べものはビリヤニ一択だそうです。

ビリヤニにはいくつか作り方がありますが、バングラディシュでは、肉ダシで生米を炊く炊き込みご飯式のようです。店先にあるこの大釜を直接薪火にかけて、じっくり炊き上げるそう。

ローカルな雰囲気の店内

メニュー1つだし、冷める前に売れちゃうんだ。

だいたい30分、マックス1時間で売り切れると言う彼の表情に、人気ビリヤニ店としての誇りを感じます。そういえばこの店さすが観光客も来る人気店、けっこう英語が通じます。

注文を受けたら盛るだけなので、料理はすぐに出てきます。

ビリヤニ180タカ(234円)。見慣れた黄色いビリヤニとは、まったく違うビジュアルです。ひと口放り込んでみると、

うお、けっこうコッテリ。

肉ダシが染みたご飯は動物の脂感もあります。これは何の肉なのと聞くと、

「ゴートだよ」「マトンだよ」

2人が違うことを言い出しました。どっちなのさと確認すると「すまん、マトンだ」とゴート側が折れたのですが、もしかしてと後で調べてみると、

バングラディシュでは、ヤギのことをマトンと呼ぶそうです。

やっぱり。市場にあれだけヤギ屋がいて、羊なんて見なかったですからね。このクセのある脂感もヤギそのままです。ライムをたっぷり絞って完食しました。旨味も強いけど臭みもまあまあ、好き嫌いが別れる味かもしれません。

コーラは小さなペットボトルが20タカ(26円)、安いのは良いのですが、ダッカでは温めのコーラが多いのがたまにキズです。

食べ終えて店の外に出たら、通りがかりの宣伝行進の人たちからチラシを貰いました。

学校の制服が20%オフのチラシって、

束で貰って、どうしろというんですか。

チラシといえば、選挙チラシも貰いました。

そんなにベンガル人顔の自覚症状はないのですが...話のついでにちょっと脱線して、バングラディシュの選挙の話。

(余談)バングラディシュの、選挙カーが素敵すぎる件。

街中ムチャクチャに張られた選挙ポスターからも分かるように、バングラディシュの選挙は中々熱いようです。候補者が遊説して回っているのは見たことがなくて、支援者団体らしき人たちの行進をよく見ました。

デモなんじゃないかと思う激しさで、気勢をあげているのもあれば、楽しくなっちゃってゲラゲラ笑いながらのもあります。とにかく夜中までやっているので、寝不足になって困るのですが、

一方の選挙カー的なものは、ちょー癒し系です(笑)

これ、堪らないかわいさ。日本でもどうでしょう、注目間違いなし!

もう1軒のハジ・ビリヤニがイチ推しです!

オールド・ダッカを出て少し北に行った所にあるもう1軒のハジ・ビリヤニも、フレンドリーさは折り紙つき。

午後1時半の店内はかなりの客入りですが、やはり、

おーよく来たな。どこから来たんだ。

と相手をしてくれます。

何故かガラガラの別室に通されて、マトン・ビリヤニを待ちます。料理一択なのも値段(180タカ=234円)も一緒。

違いは、コカコーラじゃなくてペプシなのと、

ビリヤニの味。

見た目は一緒なのですが、こっちの方がクセが少ない。胡椒がピリリと効いて、ライムを絞るとコッテリ感がちょうど良いコクに感じられます。

うん、これならイケる!

でもヤギのこのビリヤニって、インドネシアのジャカルタで食べたヤギのナシゴレンと被るのですが、あれは本当に美味かった。

比べてどっちが優れていると言うつもりは毛頭ないのですが、バングラディシュの国民食のひとつであるビリヤニの、

本当の魅力を、まだ掴めていないように思えるのです。

まだまだアチコチの店でも食べたかったし、この店でもあと何回か食べてみないと、気づかないことがあるような気がします。

次回予告

ここまで雑然混沌のオールド・ダッカ中心に書いてきましたが、もちろんダッカには色々なエリアがあって、

外資系企業やお洒落カフェが多いというグルシャン地区にも行ってみました。

現地企業とコラボしたこの国だけのユニクロがあったり、お洒落スーパーがあったり。でもその行き帰りが、やっぱりひと筋縄じゃあいかない、次回グルシャン街歩きです。


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