めしレポ(記事) 日本

「かつお節ごはん」に朝から行列!唯一無二、カツオ愛で幸せになれる店。

投稿日:2019-04-01 更新日:

4月1日月曜日、会社を辞めて初めての平日です。
退職で何が嬉しいって、東京の満員電車に乗らなくてよいことなのに、何の因果か初日から通勤ラッシュに揉まれて行ってきました。日本を離れる前に体験しておきたかった店「かつお食堂」!

渋谷駅から宮益坂を登って、宮益坂上交差点を左に入ったあたり。
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目6−4 TheNeat青山

尋常じゃないカツオ愛をもつ若い女性店主。どうしてそうなったのか、一度じっくり聞きたいですね。平日は9:00オープンで無くなり次第終了。不定休ですが、営業日は彼女のインスタでチェックできます。

https://www.instagram.com/katsuoshokudou/

8:45に着くと先客が3名。8名で満席なので1回転目に入れました。平日に動けるってすばらしい!

メニューはかつお節ごはん一択!かつお節ごはん、味噌汁、自家製ぬか漬けのセットが基本で、それに出汁巻き玉子、生卵をつけるかを選べます。もちろん両方つけて、ご飯は大盛で万全を期しますよ。

今日はちょうど「春のかつお祭」として、5種類のかつお節から選べるサービスを実施中。ラッキー ^^

壁に貼ってある作り手の写真を見ながらひとつひとつ説明してくれます。味香りの特徴から、生産者の家族情報まで、かつお節愛にあふれていて全部食べたくなる!今回は一番スンタンダードっぽい説明だった金七商店さんをチョイスしました。


かつお節を選んだら、出汁巻を焼いている間に1人分ずつ削って、、、それなりに時間がかかるけど、店主の削り姿がかっこよく、削る音が心地よく、客と店主のかつお節トークが面白く、待っている時間も楽しい!朝っぱらから渋谷で繰り広げられるかつお節トーク、思わず笑ってしまいそうなシチュエーションです。

ごはんにてんこ盛りのかつお節。「まずはそのまま、後からお好みでしょうゆをかけて食べてください」とのこと。こだわりの豆腐屋さんのようなセリフだけど、やってみるとその意味がよくわかる!かつお節の旨味がきりっとしていて、香りが華やか。既に多少の塩味があるので、そのままでもちゃんとご飯のおかずになるんですね。

食べ進めると、下に隠れていた生卵が登場。黄身だけを使っているんですが、これが大正解!白身があったら食べづらいしバランスが崩れる。よく考えているなあ。生卵はぜひ選びましょう。おすすめです!

味噌汁はキャベツと菜花で春らしい。白味噌寄りのやさしい味です。出汁巻き、ぬか漬けも素直な味で、主役のかつお節ごはんをひきたててくれます。

かつお節があらかた無くなると、追いがつおのサービス。さっきとは別の種類のかつお節を乗せてくれます。うん、こっちも美味しい!

かつお節って、とても身近なものだけど、本枯れ節を削り箱で削りたてって、今ではすごく非日常ですよね。日本の食文化のすごさを感じさせてくれ、演出も見事な幸せな朝食でした。〆て1150円、十分な価値です。日本を出る前に、行けてよかった!!!

ちなみにこのお店、夜営業のバーを早い時間だけ借りて営業しています。シェアリングエコノミーは飲食店舗にも広がってきていて、初期投資や毎月の家賃をおさえて開店できるので、家で仕込めるカレー屋さんなんかが多いですね。でもこの仕組み、こういったニッチな商売を試すのにもうってつけですね。なるほど~って目が開かれる思いでした。めでたく夏には渋谷の別の場所へ移転して、自前店舗を設けるそうなので、楽しみ。一時帰国したらぜひ行ってみよう。

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