めしレポ(記事) 日本

京都でやりたかった3つのこと 【前編】

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、たった2泊3日の京都でしたが、無理にでも立ち寄ってやっておきたかったことが3つありました。すべてが実現でき、どれも皆さんにおすすめしたいものだったので、まとめてご紹介します。

  • その1 京都でタケノコを掘って、堀りたてを食べたい!
  • その2 瓢亭の朝粥を京都で食べたい!
  • その3 京都の湯豆腐のおいしさを再確認したい!

その1 京都でタケコノを掘って、堀りたてを食べたい!

食に興味があって、「美味しいものは何でも食べたい」という人間なので、逆にこれが好き!というものはあまりないのですが、殆ど唯一の例外が、タケノコです。季節になると見かけるたびに買ってきて、ふるさと納税では高級な白子タケノコに5万円寄付したり、家中の鍋をジャックしてアク抜きし、若竹煮・タケノコごはん・炒め物と毎食でも飽きないくらいの偏愛ぶり。そんなタケノコラバーでありながら、実現できずにいたのが、掘りたてを食べるということでした。

だって、おひとり様的にハードル高いじゃないですか。

飲みにいく人はいても、休日の朝っぱらからタケノコ掘りに付き合ってくれる人はなかなかいません。山菜と違って、ひとりで勝手に採るわけにはいかないし、他の人は家族とかで楽しそうにしているに決まっているし・・・。とはいえ世界一周、出発したら暫くは日本に戻れないので、腹をくくって予約しました。

京都市内から電車で30分くらい。山城多賀駅から徒歩10分ちょっとのところに「みどり農園」さんはあります。すごくのどかで、途中すれ違う人みんなが「こんにちは」と挨拶してくれました。

まるで京都じゃないみたい(偏見)

お願いしたのはタケノコ掘りにBBQをセットにした3780円のプラン。おひとり様でも気持ちよく予約を受けてもらえました。受付を済ませたら徒歩10分程度山を登って、タケノコ掘り場へ。到着すると、達人の風格たっぷりのおじいちゃんが迎えてくれます。

掘り方を教わり、狙いを定めて掘り始めます。

1本目は小さすぎて、2本目で程よい大きさのに当たりました。

傷つけないように、タケノコのまわりを丁寧に掘っていくのですが、根土質の土が結構固い。色々な植物の根も張り巡らされていて、ここを突き破って出てくるタケノコのパワーに驚きました。掘れるとこまで掘ると、じいちゃんがタケノコ専用のクワで根元を切ってくれます。

ところで、「地面から頭がでているタケノコは美味くない。地面がちょっと盛り上がっている位のが、やわらかくて美味しいタケノコ」とよく聞きますが、実際のとこ、どうなんでしょうか。

じいちゃんに言わせると、ここのタケノコはどれも同じタイミングで生えているから、頭が出ているのが元気があって大きいやつ。頭が埋もれているのは弱いやつとのこと。実際に土に埋もれていたのを掘り起こした1本目(写真:右)はかなり小ぶりで、頭がしっかり飛び出ているのは500グラム近い大きさでした(写真:左)。まあ、ここの農園だけで正否は分からないので、保留ですね。

大小2本収穫して、合わせて500グラムちょい。みどり農園では500グラムを超えた分は買い取りになるそうなので、今回はセーフ。掘ったタケノコは通常は持ち帰って家で調理するのですが、この後も旅が続く事情を話したら特別に茹でて出してもらえることになりました。

「特別ですからね」と念を押されました。ホント、お手間かけてスミマセン m(_ _)m

短時間でアク抜きしてもらったので、少しだけアクが残り、その分獲れたて感があって美味しい!結構な量ですが、あっという間に食べきってしまいました。何より自分で掘ったという愛着がハンパないです。


タケノコごはんは、かつお節がふわっと香ります。タケノコとかつお節って、なんでこんなに相性がいいんでしょうね。おこげ付きもうれしい。

観光農園のBBQということで、タケノコ以外は期待していなかったんですが、牛肉もこの値段では驚きのクオリティ。大判なのにある程度厚みもあり、肉質自体もよいものでした。トータル3780円で、普通の人はお土産タケノコ(自分で掘ったもの)付きですから、相当お値打ち感があります。わたしみたいなタケノコ偏愛者じゃなくても、十二分に満足できると思いますよ。

ちょうど桜も満開で、里山の風景の中で食べるBBQは格別の気持ちよさ。

おひとり様のハードルもあっさりクリアして満喫できました。家族や友人と来たら、もっと楽しめますね。よかったら、ぜひ。

みどり農園

https://midorinouen.com/

京都府綴喜郡井手町多賀小払1
TEL 0774-82-2654
営業時間
平日 10:00~16:00
土日祝 10:00~17:00
定休日 期間中無休 ※タケノコ掘りは4月上旬から5月中旬

長くなったので、続きは続編で。

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