3か月半を過ごしたフィリピンに別れを告げて、インドネシアはバリ島へ!バリ島からはフェリーでジャワ島へ渡り、陸路で首都ジャカルタを目指します。バリ島は20年前にリゾート旅行で来たっきり。
実を言うと、少々複雑な思い出があるバリ島。
前回行けなかったウブド滞在で、上書きしようと目論んでいたりいなかったり。
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マニラ発バリ行きエアアジア231便
8月20日(火)、18:50発のフライトなのに、エアアジアから来たメールには、
少なくとも出発の4時間前までに搭乗券を受け取ってください。
思わず3回読み返したけど、やはりそう書いてある。14:50がリミットだけど、どうせなら早く空港行っちゃって、ラウンジで過ごそうと、お昼を食べ終えてすぐグラブで空港へ。
NAIA第3ターミナルは、プライオリティパスで利用できるラウンジが3か所。いずれもイミグレ通過後にあります。
※プライオリティパスの話はこちらを参照ください。
ラウンジを2軒ハシゴして、ビールを飲みながらPCで写真整理などしていると、長い待ち時間もあっという間。18:20に予定通り搭乗開始です。
18:50まさかの定刻出発!
フィリピンでは飛行機は1時間以上遅れるもの、と思っていたけどやるなエアアジア。
20kg迄の預け入れ手荷物に追加料金がかかるのですが、たいして値段が変わらないので、運行遅延と手荷物の保険が入ったパックに。航空券と合わせて15,487ペソ(32,832円)。
飛行機安いじゃん!と思ってたら手荷物で料金が跳ね上がる。
分かっているのにガッカリする、いつものパターンです。パックには機内食もくっついてきます。
なぜかベジタリアンフード。
そして、本当に定刻通り22:55、
バリ島ングラ・ライ空港へ到着!
デンパサール空港って、いつからこんな名前になったんでしょう。かなり読みずづらいですよ。 預け入れ荷物もすぐ出てきて、イミグレも滞在予定期間を聞かれただけで簡単にパスしました。
通貨はインドネシア・ルピア(IDR)。とりあえずの分は、残ったペソをマニラで両替してきたので、まずはSIMです。遅い時間でも空港のSIMカウンターは開いていました。事前調査によると、
TELEKOMSELがインドネシアのドコモみたいな位置づけ。
一番電波が入り易いとのこと。町場で安いSIMを買ってアプリでロードすれば、もっと安く済むそうですが、明日はすぐ移動で面倒は避けたい。ということで、
空港の30日間21GB付きのSIMが250,000ルピア(1875円)で手を打ちます。
後述しますがこのブログでは、アコムカードのレート1000ルピア=7.5円で記載していきます。金額も桁が大きすぎるので、250,000は250Kというように記載します。
ヒジャブ姿の綺麗なムスリム女性が、SIM交換からセッティング迄あっという間にやってくれました。
悪名高いタクシーを避けてグラブ活用!
到着ロビーから外へ出るとタクシーの呼び込み。ホントか嘘か、バリ島のタクシーはぼったくりが多く、
唯一信頼できるブルーバード社のタクシーは、空港客待ちから締め出されている
というから困ります。そこで活躍するのが、フィリピンでもお世話になったグラブ/Grabアプリ。
グラブも締め出しを喰らっているけど、向かいの駐車場ビル迄は来れるとのこと。
さっそくアプリを立ち上げ、現在地と目的地を入力。使い方はフィリピンの時そのままで簡単。数秒で配車が完了し、ドライバーからメッセージが届きます。
駐車場3FのC80で待ってて!
事情を知らなきゃ混乱しますが、バリ島の空港では駐車場の柱の番号をもとにピックアップしてもらうのだそうです。駐車場ビルは到着ロビーを出て真正面。
C80には他にもグラブ待ちの旅行者が。5分も待ったらグラブが到着。世間話をしながら10分ほどでクタ地区にあるホテルへ到着しました。
クタ1泊の宿、H-OSTEL
翌日午後イチでクタからウブドへ移動するので、当座1日だけの宿。agodaで予約して1泊103Kルピア(773円)です。
チェックインは夜中0時までと
記載されていたので、事前にagoda経由で問い合わせをして、遅れても泊まれることを確認していました。結局23:50ホテルへ到着。その日は疲れて寝るだけですが、
当然ドミトリーでだけど、びっくりするほど清潔。
寝心地もかなり良く、
トイレ、シャワー、洗面所も使い勝手バツグン。
こういうホステルが世界中にどんどん出来ていて、旅しやすい時代になったものです。
朝食を食べて、まずはビーチへ!
このホステル、800円弱の値段で朝食付き。朝ごはんは屋上の気持ち良いカフェで食べます。
パン3種類とコーヒー。座ってたら席に持ってきてくれるというサービスっぷり。味はまあ…そこそこです。
1泊したクタ地区は、バリの中でも最大の繁華街。土産物屋や飲食店がずらりと並びます。暑すぎず気持ちの良い快晴の朝。とりあえず海を見に、ビーチ方面へ。
宿から近い、パンタイ・セガラビーチ/Pantai Segara Beach。
気持ちの良い海岸ですが、水は砂混じりで濁り気味。
そこかしこで、サーフィン教室が開催されていました。
ビーチの後ろには、パラソルと椅子が並んでいて飲み物を売っています。ビンタン1本30Kルピア(250円)。コンビニで買っても22Kくらいするので、意外と良心的です。
ビーチを見ながらの朝ビール、文句なしに最高です!
ビーチを散歩しながら北へ向かい、クタビーチから街中へ戻ります。
クタの繁華街ぶらぶら散歩。
まだ午前中だからか、さほど人通りの多くない街中をぶらぶら歩きます。
フルーツの品揃えは、フィリピンに近い気がしますが、
土産物屋のセンスは、やっぱりバリ島の方がステキです。それにしても20年前に来た時は、土産物屋やタクシーの客引きがしつこくて、
もういい加減、放っておいてくれ!
と思った記憶があるのですが、今回はうるさく声をかけられることが一切ない。
バリが変わったのか、わたしのカモ感が薄れたのか。
いずれにしても気持ちよく散歩できるのは良いことです。
アコムカードで現地通貨を引き出してみる。
国際キャッシュカードの使えるATMでアコムカードを使い、インドネシアルピアを引き出します。
※お得に現地通貨を入手できるアコムカードについてはこちらを参照ください。
使い方は台湾、フィリピンと変わらず。たまに6桁を要求されたりする暗証番号も、ここは4桁+Enter keyで大丈夫。レートは1000ルピア7.48円。簡略化して今後このブログの日本円価格は7.5円換算で記載します。
ATMの隣に、たまたま見つけたツーリストインフォメーション。ウブドからジャワ島東端の町、バニュワンギ迄の行き方を尋ねると、
聞いてないことまで、それはそれは丁寧に説明してくれました。
なんか、ここまで話したバリの人は皆フレンドリーで親切。そして素敵な笑顔でいっぱいです。フィリピンも良かったけれど
バリ島のホスピタリティもなかなか素晴らしいぞ。
前夜の移動の疲れも、バリの空気に溶けていくようでした。
悶絶するほど旨かった!メイズ・ワルン/Made's Warungのナシチャンプル。
さて、バリ料理1食目。googlemapで近場の店を当たって、高評価のこのお店へ。
オープンエアの気持ち良い店内です。インドネシア料理はナシゴレン、ミーゴレン、サテくらいしか知識がなく、ここまで下調べもせずに来てしまった。さて何を食べようとメニューを見ながらお勧めを聞きます。
「色々盛り合わせている、ナシチャプルがお奨めですよ。」
おお、一度に何種類も食べられるなら最初の1食には最適じゃないですか。それと口コミで書かれていたルジャック、ビールをオーダーしました。
うーむ。朝ビールに昼ビール。こんなことで良いのでしょうか。
しかも何故か地元のビールより安い、サンミゲルライト(フィリピンのビール)33Kルピア(248円)。フィリピンが懐かしくて頼んだわけではないのですよ。
ルジャック/Rujak 22Kルピア(165円)。フルーツを甘辛いピーナッツソースで和えたサラダです。甘辛と書いたけど、
しょっぱい上に、唐辛子の辛さもしっかり。
想像もつかない組み合わせだけど、これが果物の甘さと引き立てあって、ついつい箸がすすむ味です。
そしてこれが、鶏のナシチャンプル/Nasi Champur Ayam Totto 90Kルピア(675円)。
うおおお、旨そう!そして野菜がいっぱい!
ひとつずつ味を確かめていくと、どれもしっかり味はついていながら旨味が主役で、塩も砂糖も抑制がきいていて丁度良い加減。そしてこのチキンが、
フォークですぅっとほぐれ、ひと口食べると複雑な旨味が押し寄せてきます。
なにこれ、メチャクチャうまい!そして、盛り合わせられた具材全体が、
味のバランス、食感、全てにおいて絶妙なバランス。
夢中で米1粒まで食べきった後は、暫く放心していました。後で知ったけれど、ナシチャンプルというのは
インドネシアの最も基本的な定食のようなもの。
リアルタイムでは既に6日間バリ島に居て、ある程度バリ料理を食べてきたけど、やっぱりここの店のナシチャンプルは頭一つ抜けています。
インドネシア料理1食目から、衝撃の美味しさ!
これからのインドネシア旅、めちゃくちゃ楽しみになってきました!!!
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