アジア インドネシア 旅のブログ

バリ島ウブドのぶらぶら散歩。

投稿日:2019-09-02 更新日:

テーマに分けて書いてみたバリ島ウブド篇も、ついに最終回。今回はぶらぶら歩いて回れるウブド街中の見所スポットや、歩いて見つけたちょっといいお店、街歩きで気づいたことなどを書いております。


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楽しいウブド街歩き、そこら中にあるお寺に気をつけましょう。

バリ島の内陸にあって、美しい自然とバリ文化に囲まれたウブドは、

海辺のリゾートよりは落ち着いた雰囲気。

多くの国から観光客がくる町なので英語は通じやすいし、ちょっと見て行きたくなるようなセンスの良いお店や、ひと息つけるようなカフェもたくさんあります。

そして街のそこかしこで見られるバリ・ヒンドゥーのお寺やお像。愛嬌があったり、格好よかったり、ついつい立ち止まって見入ってしまいます。

通りには数軒ごとに寺院があって、ちょっと素敵な像が見えるので拝見しに中へ入ってみます。写真を撮っていると、すぐに中から男の人が出てきて声をかけられました。

あのぉ、うちに何か御用ですか?

あれ、お寺じゃなった。一般の人のおうちだったいたい。

暫く歩くと、更に精巧な彫刻の祭壇が見えます。さすがに、このレベルになると一般人の家ということは無いでしょう。

と、中に入ってみると、更にその奥にも寺院が広がっています。さぞや名のあるお寺だろうと、中から出てきた妙齢の女性に聞いてみます。

素晴らしい寺院ですね。何という名前のお寺ですか?

素敵な微笑みとともに女性が答えます。

これは、うちのファミリーテンプルですのよ。うふふ。

うちの地元のお寺なんか裸足で逃げ出すような壮麗な寺院が「じぶんちのお寺」って、どういうことでしょう。でもバイタク運転手カトゥのお宅訪問でも書いたように、バリではファミリーテンプルを持つことは、そう特別なことではないみたいです。

教訓:バリでは寺院っぽい所にホイホイ入ってはいけない。

そんなにフサフサで、暑くないのか君は。と思ったけど、考えてみりゃ今は日本の夏の方が熱いですよね。この日のウブドは30℃そこそこ。

歩きスマホは厳禁ですよ。

もう1つ街歩きで気をつけなければいけないのは、歩きスマホ。もちろんバリに限らず日本でもどこでもそうなのですが、その理由が違います。

■日本 →まわりの迷惑になるのでやめましょう!

■海外諸国 →無防備だといいカモです。スリに注意!

■バリ →落ちるから。前を見ないと落ちるから!

バリに限らずインドネシアの歩道には、定期的に穴が開いています。歩きスマホなんてする余裕は当然ないし、 夜なんかは街頭も少なくて、なかなか油断できません。

日本も道に穴あけちゃえば、歩きスマホなくなるんじゃ(極論)

欲しくなっちゃう、バリ雑貨。

中心部にはバリ雑貨の店がいっぱいあって、ちょっと外れたロードサイドには、工房兼販売所もたくさん。

これからも長旅を続ける身には、目の毒です。

これが1週間の休暇旅行ならお土産に買っちゃうのに。

そういや20年前にバリに来たときも、なぜか皿を買って帰ったなぁ。なんて思い出しながら歩いていて目についたこの店。

生地の質感がすごく良いなあと、吸い込まれるように中へ。

Batik Tubanというジャワ島東部のトゥバン地域で作られる布で、ろうけつ染めが特徴。なんか、布って時々すごく物欲を刺激しますよね。

布なら旅先で重宝するんじゃない?いやいや必要ないでしょ。

心の中で葛藤した結果、

買っちゃいました。

値札620K(4650円)を値切って200K(1500円)。相場も分からず衝動買いしちゃいました。手書きのろうけつ染めで、布中に余分な染料が玉になってくっついているので、最初はお湯で手洗いしないといけないとのこと。

ホテルに帰って1時間かけてしっかり手洗い。め、面倒くさい・・・。

その後1回クリーニングに出して準備万端OKなのですが、

結局今の所、1回も使っていません(汗)

いや、そのうち役に立つはず。

UCCでシングル・オリジン・コーヒーが飲める!?

ここも街を散歩していて見つけたお店。UCCといっても

UBUD COFFEE CULTUREの略で、あのUCCとは関係ありません。

店内はまったりのんびり。話しかけなきゃ放っておいてくれるので、パソコンつないで2時間でも3時間でもいられそうです。

豆はバリとジャワ島のもが中心。一部、ゲスト・ビーンズとしてインドネシア外からの輸入豆も扱っています。

シングル・オリジンなのでもちろん豆は農園単位。好みを言えばお勧めしてくれます。

何故かインドネシアではどら焼きをよく見ます。中身はチョコとかクリームだけど。奥に貼ってある手書きのメモが、ゲスト・ビーンズのリスト。

コーヒー産地のインドネシアだけど、意外とフィルターで入れるコーヒーを飲めるところが少なくて、ブラックで飲みたいときはアメリカン(エスプレッソをお湯で割ったもの)しかないという店が多いのです。

ブラックコーヒー好きにとって、こういう店は貴重!

自家焙煎は浅めだけど、浅すぎて酸味が際立つというほど尖がっていなくてちょうどいい(サードウェイブ系だとたまに酸味が強いのがあって、個人的にはちょっと苦手)。おすすめのジャワ島東部の農園(名前を控え忘れました)の豆で、1杯30K(225円)。

透明感があってすごく綺麗な味のコーヒーでした。

何にもないけど気持ちいい!丘の上の散歩道 Campuhan Ridge Walk

ウブドの目抜き通りJl. Raya Ubudという通りの西寄りから、北にのびている散歩道Campuhan Ridge Walk。両脇を谷に挟まれた小高い丘の上を歩く、ハイキングロードです。

緑あふれる気持ちの良い道を入っていくと、

ヒンドゥー寺院があります。この脇を抜けると、Campuhan Ridge Walk。何がある訳でもないけれど、谷を吹きわたる風が気持ちよく、

バリらしい植生の森と建築物が見えて、良い散歩コースです。

写真を撮りながらゆっくり歩いて30分弱行くと、集落にでます。

お土産ものや休憩所、リゾート施設なんかもあるみたい。

冷たいココナツ・ウォーター20K(150円)を買ってひと休み。ちゃんと冷えてて、自然な甘味があります。前にボラカイ島で飲んだのと違って、美味しい。

来た道を戻り、入り口近くの川辺でひと休み。ここは神聖な場所になっているようで、涼やかな空気が気持ち良いです。街中の喧騒に疲れたら、気分転換に良い場所かもしれません。

絵画好きなら必見?ネカ美術館。

文化の薫り高いウブドですが、バリ美術に親しめる美術館も複数あります。ネカ美術館では近現代の幅広い絵画を展示しています。

入り口を入るとすぐ受付。ここで入館料75K(563円)を払うのですが、

受付カウンターの上に看板猫がちょこん。

人懐っこい美猫で、キュン死しそうです。

作品の脇には、日本語の解説もあったり、なかったり。徹底していないところはバリらしいけど、ざっくりバリ絵画の経緯はわかる内容。バリのもともとの文化・芸術と、欧米から移り住んで来た人がバリで起こした作風、その両方のミクスチャーが様々なムーブメントを作っていったようです。

アーリー・スミットという、1950年代にウブドへ移住したオランダ人画家の展示もあります。この人の絵、好きです。

えらい美人さんの絵。

これが美術館で一番有名な絵。アブドゥル・アジズという人が別々に描いたものを、この美術館の創設者ネカさんが、

まるで1枚の絵みたいだ。

と言って「惹かれ合う心」と名付け、並べて展示したのだそうです。確かにねぇ。美術好きはもちろん、ファンタジー好き、武器好きにも堪らないかもしれないのが、併設している刀剣展示。

ロープレ世界のような刀剣が、大量に展示されています。

ショーケースの反射で写真はきれいに撮れないけれど、実物を見ると圧巻。展示室の間にある中庭も美しく、のんびり時間がある時に訪れたい美術館です。

朝と昼で表情が変わるウブド・マーケット。

街の中心部にあるウブド・マーケット。通常は観光客向けのお土産屋が連なる狭い通りで、

雰囲気は原宿竹下通りに近い。

この通り沿いに店を構えるKopi Coffeeは、コピ・ルアックを中心に豆を売るお土産コーヒー屋さんだけど、

店内で淹れたてコーヒーを1杯売りもしてくれます。Original Bali Arabica 15K(113円)は豆を買いたくなるほどの味ではなかったけれど、コピルアックも割安に試飲できるので、買おうか迷っている人には良いかもしれません。

このウブド市場では、朝のうちだけ地元の人向けのローカル市場が開かれます。8時に行ってみたら、もう終了モード。

それでも花やフルーツ

野菜に肉。

魚なんかもあって、ローカルの生鮮食材を見るには良い場所です。もち米を使った伝統的なお菓子などもたくさん売っているので、ちょっと早起きして行ってみると面白いかもしれません。

さて、5泊6日のバリ島ウブドの話もこれで終了。いかがでしたでしょうか。魅せられて住んじゃう人が後を絶たないバリですが、

それも分かる快適&居心地の良さでした。

次回からはジャワ島旅がスタート。旅は若干ハードになって、同じインドネシアなのに、

あの快適さはどこへ行った!?

と言いたくなりますが、それ以上に想像を超える絶景に大興奮。イジェン、ブロモの2つの火山を巡ってきました!


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