7月15日土曜日、エディンバラ到着から1夜明けたこの日もまだ口の中は抜歯の血やなんかが留まったまま。
いやもう、最悪に気持ち悪いです(泣)
とはいえエディンバラ滞在はこの日を含めて実際3日間。あまり無駄にもできないので、まずは3日目のネス湖ツアーを予約しに行きましょう。
※イギリスの通貨のスターリング・ポンド(£)は、実際にこの旅中にグラスゴーのATMでセディナカードを使い引き出したレート、1£=182.6円で記載させていただきます。
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雰囲気あるエディンバラのオールドタウンと、聖ジャイルズ大聖堂。
宿の近くのツアー会社で聞いてたみたら、ネス湖ツアーは週2日しかやってなくて、あいにく翌々日はツアーが無い日。
観光案内所に行けばツアー見つかるよ!
と自分の商売にもならないのに、親切に場所まで教えてくれました。
教えられたVisitScotland Edinburgh iCentre↑へ行ってみると係の人が何人もいて、
Hello, May I help you?
と声をかけてくれます。ネス湖とハイランド地方の景色を楽しめるツアーを探していると言うと、幾つものツアーを調べて数£の値段やルートの違いを説明してくれてとても親切。無事に翌々日の73£(13,330円)のツアーを予約できました。グラスゴーもアイラ島もそうだったけど、スコットランドはほんと気持ちの良い人が多いですね。
用件も済んだし、それではエディンバラのオールドタウンを少し歩いてみましょうか。町中坂だらけのオールドタウンは、少しハードな階段や坂が多いのですが、
坂ならではの美しい通りがあちこちにあって、歩いているだけでもかなり楽しい。
町角ではスコットランドの伝統衣装キルト(スカートではありません)を巻いた男性がパグパイプを演奏しています。
いいね〜スコットランドらしい!
良い意味で、グラスゴーよりぐっと観光の雰囲気で楽しくなります。
さて、とりあえずやってきたのはセント・ジャイルズ大聖堂/St Giles’ Cathedral。1124年に建てられたゴシック様式の教会だそうです。
正面から入ると、華美な装飾のない質実剛健なイメージ。
紋章入りの旗がかっこいいですね。
奥に進んで脇にある部屋へと入ると、美しいステンドグラスと細やかな彫刻が陽の光に霞んで神聖な雰囲気です。
ほぉ〜これは綺麗ですねえ。
売店があってロザリオみたいなのとか色々売っているのですが、お値頃なこのファッジ/Fudge というのを買ってみました。ファッジとかトフィーとか、キャラメルと何が違うのかイマイチ分からないお菓子なのですがものは試し、口の中が正常に戻ったら食べてみましょう。
帰りに見える入口側のステンドグラスもとても美しい。入場も無料でとてもありがたい教会です。
ダイアゴン横丁のオリバンダーの店⁉︎
美しい通りが多いエディンバラのオールドタウンですが、いろいろ歩いてみた感じ一番絵になるのがこちらのコヴィクトリア・ストリート/Victoria St。
足を踏み入れただけで少し心が浮き立ちます。
ベタなお土産物やさんだけではなく、スコットランドらしいお店が両側に並んでいます。
蝶ネクタイかわいい!
スコッチウイスキーに、
ティーセットに、
豚に…
え、豚⁉︎
思わず2度見してしまいましたが、何やらとても人気なお店のようです。
こんなに行列が出来ていましたから。これは食事解禁になる明日にでも来てみたいですね。
豚屋さん以上に行列ができていたのが、こちらのミュージアム・コンテクスト/Museum Context というお店。
特に公式に認められてる訳ではないと思うのですが、この店のある通りがハリーポッターに出てくる魔法商店街「ダイアゴン横丁」の、そしてこの店が杖を売っている「オリバンダーの店」のモデルじゃないかと言われているそうです。
おクィディッチに使えそうな、めちゃくちゃ速そうなホウキがあるじゃないですか。
店内に入ると、魔法の杖が売っていました。
ちょっとだけ欲しくなりますが、買っても5分で飽きるに決まってます。やめておきましょう。
店内はハリポタグッズと骨董品のような物がごちゃ混ぜに並んでいます。
杖の他にとくに欲しいものも無くて、見せてもらった義理でカエルチョコでも買おうと思ったら、
アホみたいに高いのでやめておきます。
それでも所々にハリーポッターの世界観が現れて、
見るだけでもなかなか楽しめるお店でした。
トム・リドルのお墓も見ておきましょう。
続いて訪れたのは、ザ・エレファント・ハウスというカフェ。今は休業中のようですが、ここはJ.K.ローリングさんがハリーポッターを執筆したカフェの一つ。
まあ所謂聖地巡礼の訪問先に含まれているようですが、
閉まってる店を外から見てもねぇ•••。
一応本も映画も全作観てるけど、これで感動するほどマニアでは無かったようです。
もうちょっとだけハリーポッター巡りを続けてみようと、次に向かったのはグレイフライアーズ・カークヤード/Greyfriars Kirkyard。
ようは教会とお墓なのですが、教会はちょうど貸切のイベント中。
お花畑の中にいるのはボビーといって、スコットランド版の忠犬ハチ公みたいなお犬です。主人が亡くなった後14年間、お墓の隣に座り続けたのだそうですよ。
墓地エリアにはもちろん墓石がたくさんあるのですが、ここではハリーポッターに出てくる名前が多く見つかるのだとか。著者がここで名前のヒントを得たのではと言われているそうです。
マクゴナガル先生のとかもあるそうですが、とりあえずトム・リドルさんのお墓を発見。”名前を呼んではいけないあの人” こと、ヴォルデモート卿の本名ですね。
墓地の端っこからは柵越しに学校が見えて、
こちらも魔法学校のモデルだとか、そうではないとか諸説アリだそうです。なるほどなるほど、まだまだハリーポッター絡みの見所は多々あるようですが、
もう充分かな。
小説の方の熱心なファンには堪らないかもですが、映画のファンならユニバーサル・スタジオの方が良いかもですね(身も蓋もなし!)
※トーマス・リドルのお墓はこちら↓
入場無料の銀行博物館。
再びセント・ジャイルズ大聖堂の近くに戻ってきて、目に入ったのがこちらの立派な建物。
バンク・オブ・スコットランドのプライベートバンキング部門だそうで、
相当なお金持ちじゃないと縁がない所。
ハリポタ流れでゴブリンが居ないか気になりますが、サンダルで入るのは恐れ多いので外から見るだけにします。その脇を通って下に出ると、
同じ建物にあるのが、Museum on the Mound という銀行博物館です。入場無料に釣られて入ってみると、
紙幣の原板ですよね、これ。
昔使っていた金庫だとか、
銀行に関する展示が色々と。でも銀行にはさほど興味は無いけど、お金は好きです。そんな人(わたしです)にとっての目玉展示はこちらの、
100万£(1億8260万円)の現ナマ!
ひと束くらい横から抜けないものでしょうか。
欲に目が眩んだところで時計を見ると、時刻は既に15時を回りました。ということはようやく、
口を濯げる!!!
そそくさと宿に戻り、最初は優しく、様子をみながら歯ブラシでゴシゴシと。やっと口の中がさっぱりとして、ひと心地ついたのでした。とはいえその日は前日に続いて冷たいスープで凌ぎ、万全を期します。次回はエディンバラ2日目、ようやく食べられたエディンバラ飯とエディンバラを一望できるカールトン・ヒルのお話です。
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