旅のブログ 日本

【前編】トレッキングだけじゃもったいない!魅力満載の屋久島一周 2019.4.11

投稿日:2019-04-14 更新日:

本日の朝食。

レンタカーで、屋久島一周に出発!

EKワゴンです。9時から18時、宿まで配車と回収もしてくれて保険込み3600円。他は4000~5000円が多かったので、 南星レンタカーさん 安いと思います。

屋久島は海沿いに幹線がぐるっと一周しているので、迷いようがないくらい道が分かり易いです。時計回りで、まずは安房(あんぼう)へ向かいます。

おすすめ!安房川リバーカヤック

アクティビティと聞くだけで3歩くらい後ろにさがるわたしですが、こちらに書いた通り川大好き人間としてこれだけは外せない「リバーカヤック」!屋久島の大自然を川から眺められます。

安房川の河口付近、ホテル屋久島山荘の裏側にあるカヤックステーションに集合したら、ガイドさんとスタッフさん2人が待っていました。他にお客さんはおらず、貸し切り状態。一応濡れてもよい恰好でいきましたが、ドライパンツやレインジャケット、携帯を入れる防水ケースも貸していただきました。

ここからの写真は全て、防水ケース越しのiphoneです。

これが今日乗る艇。安定性が高いタイプだそうです。渓流下りするわけでもないので、ゆったりサイズで、防水カバーもかけなくてOK。パドルの動かし方の説明と準備運動をしたら、すぐスタート!

こんな風景の中、川を遡上していきます。

過去2回、カヤックに乗ったことがあるのですが、最初は全然まっすぐ進んでくれない。でも、ガイドさんが教えてくれて、すぐにコツをつかめました。この旅の前に発症していた四十肩も心配だったたけど、流れがゆるやかで、しゃかりきに漕がなくてもOK。ゆっくり漕いで進んでいきます。

ガイドさんです

ガイドさんは40年前に屋久島に惚れて公務員を辞めて移住してきた人。

「行きはいろいろ話をするけど、帰りは静かにしてるから、川の雰囲気を楽しんでね」

と気遣いもあるし、話も面白い。川や鳥の話、鑑真和上が屋久島に漂着して自然を大切にする心を説いた話、安房川沿いに宮崎駿監督が泊まり込んで「もののけ姫」の構想を練ったときのエピソード等、色々話してもらいました。

屋久島の川の水は全て飲めるんだそうです。河口に近いこの川も、海水と混ざってしょっぱい汽水域を抜けたら、手ですくって飲めるとのこと。実際すごい透明度で、美味しい水でした。

ここからもう少し先の流れが細くなったところ、約1時間でゴールです。そのまま反転して、帰りは流れに任せてのんびり。

行きはゆっくり、帰りはのーんびり。かなりマッタリ系のカヤックツアーです。


気になったところには、スイスイ近づける。川から見るとまた違った景色を見ることができます。カヤックは喫水が浅いので、

目線と水面が近くて川と一体になった気分!

安房川の下流域なので、すぐ近くに集落があり、人が住み、というのが信じられないほど、人工物がほとんどなく、人の気配もしない豊かな森と川。

カワセミやサギなど鳥の声と川の流れ、パドルがかく水音しかしません。

徐々に晴れて、新緑がすばらしいグラデーションで目を楽しませてくれます。

マイナスイオンだかα波だか、癒し関係の総動員です。

まぁ、わたしは会社辞めちゃったので、癒されるほど疲れていないですが、お疲れのかたには特におすすめですよ。ガイドさんから

「いざとなったら、全部引っ張ってあげるから大丈夫」

と言われてましたが、確かにこれだけまったりツアーなら、引っ張ってもなんとかなりそう。体力に自信なくても全然OKだと思うので、気になったら相談してみてください。当日でも受け付けているようです。

屋久島フィールド情報センターLagoon

干潮の時だけ入れる、海から湧き出る温泉!

屋久島には温泉スポットもいくつかありますが、

自然そのままのような開放的すぎる温泉が2つあります。

平内(ひらうち)海中温泉と湯泊(ゆどまり)温泉がそれですが、今回は平内海中温泉に行ってきました。

平内海中温泉は毎日2回の干潮前後2時間しか入れない温泉です。

もともと地元の人の為のお風呂で、地元の集落が管理しておられます。我々観光客は入らせてもらう立場、場を荒らさないよう現地のルールに従います。

管理小屋のようなものはありますが、管理人さんは見当たらず。立札にしたがって、まずは志として200円を箱に投入。

水着はNG、バスタオルはOK。

男女分かれていないし、脱衣所っぽい場所はあるけど丸見えなので、女性にはかなりハードル高いですね。でも、入れ代わりで女性3人客が来ていました。温泉のすぐ近くにある「つきのりずむ」という所で温泉用ワンピースを借りられるようです。

行った時点では男性が2人だけだったので、丸見え脱衣スペースでマッパになって、いざ!

先客がいなくなったので、写真撮りました(服着たまま足湯をしている外国人男性はノーカンです)。波の音が間近でザァザァいってます。

一番海に近い特等席の風呂。最っ高に気持ちいい!!!

浴槽は4つ程に分かれていて、それぞれ温度が違いますが、気持ちよく入れる湯加減。湯は透明でゴミも浮いていなくてキレイ。場所によって、底からポコポコ湯が沸きだしていました。前にも来たことがある人によると、前回はもっとぬるかったとのこと。自然条件によっても変わるのかもですね。

こういう自然の中の温泉ははじめてですが、露天風呂とは全然違う気持ちよさ!

「恥ずかしい」だけクリアできれば、すっごく気持ちの良い温泉でした。ちなみに、温泉の底は藻が生えていて、かなり滑ります。「ケガは自己責任」と書かれていますが、油断するとホントにケガしそう。お気をつけを~。

平内海中温泉を紹介しているサイト「かごしまの旅」

魅力が多すぎて長くなってしまったので、続きは後編で。後編では、ド迫力の2つの滝、動物の王国「西部林道」、ホスピタリティが尋常じゃない「柴とうふ店」をご紹介します!

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