スロベニア ヨーロッパ 旅のブログ

リュブリャナのローカル食堂と老舗レストラン、名物クリームケーキも!

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こんにちはミャーです。リアルタイムでは昨日ミュンヘンからオーストリアのザルツブルグへ。ドタバタしすぎてブログ更新サボってしまいました...。ところでドイツのミュンヘンですが、嘘や誇張ではなく本気で

ソーセージとビールの町でした。

さてブログは5月16日。ザグレブの首都リュブリャナ2日目です。

※文中のレート換算はアテネで実際にセディナカードを使い調達したレートを四捨五入して、1€(ユーロ)=147円で記載しています。


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リュブリャナのローカル食堂に行ってみる。

新しい土地を訪れたなら、その町の名店と庶民の愛するローカル食堂、できれば両方行きたいところ。でも良いローカル食堂を発掘するのは多分に運任せなんですよね。今回目星をつけたこちらのRestavracija Martinšekはどうでしょう。鉄道駅やバスターミナルに近い、地下にあるお店です。

口コミによるとセルフサービスだけど料理は手作りで美味しいとの評価。メニューは日によって変わるようで、店頭の黒板がそれを示していますね。

まったく読めませんけどね。

開店間もないので先客は一人だけ。これは理想的ですね。先客を見て注文の流れがわかるし、後ろに客がいないのでじっくり質問することもできます。この日のメインはソーセージと、牛豚合挽きの薄いハンバーグ&煮豆、そしてチキンの木の子クリームソースです。ソーセージは昨日食べたし、そういえばリュブリャナっ子は木の子が大好きと何かに書いてありました。それならチキンにしてみましょう。

木の子シーズンじゃないですどね。

ポテトかライスは付ける?と聞かれて勿論ライス。見た目ぶっかけ飯のようで、いーかんじです!まずは米とソースを掬って食べてみると、

おっと米が生煮えです(泣)

こればっかりは食文化の違いというやつなのでしょう。でもシーズン外れのはずなのに、木の子の風味がしっかりしていてソースは美味しい。鶏は胸肉ですね。家庭的ながら丁寧に作られています。きっとポテトならもっとおいしく食べられましたね。

スープは野菜か牛の2択でビーフスープ。昨日も食べたスロベニアのお袋の味というやつですね。そしてやはり昨日同様に、牛の赤身肉だけで取った感じの軽い仕上がり。なるほどやはりスロベニアのビーフスープとほこういうものなのでしょうね。

昨日は野菜や牛肉も入っていたけど、やはりあれはレストラン仕様だったよう。今日の具材は米粒に似た形のパスタのみです。

素晴らしく美味しいという訳ではなかったけれど、やはりこういう地元の人が日常食を食べる場所は、

少しだけ町に溶け込んだ気分で、旅心をくすぐられますね。

お会計は8.8€(1294円)。前会計で、食べ終えた食器も自分で下げる仕組みでした。

床屋と町歩きと聖ニコラオス大聖堂。

日本を出てから2か月を回り、そろそろ髪の毛が鬱陶しくて堪りません。床屋へ行きたいけれど、さてどうするか。アテネで買ったvidafone のSIMは昨日で期限切れ。なんだかんだで容量オーバーにならず30日間もってくれました。

食堂近くのカフェでアメリカーノを頼みwifiに繋げます。Googleマップで調べても、街中に床屋はかなり少ない様子。値段もそこそこしそうな雰囲気です。気になるのは口コミに「ウイスキーが充実している」とか書いてあって、

バーとバーバーを間違えてるんじゃ⁉︎

多少不可解ですが仕方ない。この後ベネチアに行ったらもっと高いでしょうからね。

評判の良い床屋さんは鉄道駅の向こう側。

地下通路を抜けて行きます。

途中には飲茶のお店や、

たこ焼き屋さん。この店なんとビールは一番搾りでしたからね。リュブリャナはどういう訳かアジア系の料理店がむちゃくちゃ多くて、Googleマップを高評価店で絞ると半分はアジア料理。そんなに見せられたら食べたくなるじゃないですか(伏線)

暫し旧市街とは違う街並みを歩いて駅向こうの床屋に到着。万国共通赤白青のサインが出ています。訪を入れると予約でかなり埋まっている様子です。でも40分後にねじ込んでくれました。

待ち時間に再びカフェタイム。リュブリャナは気軽に入れるカフェが豊富で、さっきのアメリカーノは1.3€(191円)、今度のカプチーノは1.8€(265円)と値段も安い。ついついカフェ休憩をしたくなります。

時間になったので床屋に戻り散髪開始。かと思いきや最初に聞かれたのは髪型の話じゃなくて、

飲み物は何にする?

ビール、ウイスキー、ワイン…と選択肢を挙げていきます。あの口コミ(別の店)はこれだったのか。リュブリャナではどうやら本気でバーとバーバーを混ぜ込んでいるようです。「すいません…水でいいです」今日はまだ床屋で酔っ払ってる訳にはいかないのですよ。

床屋さんは日本にも来たことがあるナイスガイな兄さんで、伝えたつもりの髪型とは違うけどまあ許容範囲です。20€(2940円)を払い床屋を後にします。これから町の散策ですが、

やはりリュブリャナは川と橋ですね。

昨日もご紹介した竜の橋のドラゴンはやはり今日も凛々しくて、

その東の橋には怪しげなオブジェ。

たぶん永遠に愛を誓う系のアレですね。2個目の人もいそうですけどね。

こちらはTromostovje という三本橋。写真を良く見ていただくと分かるのですが、3本の橋が放射状に並んでいるのですね。写真だから分かりにくいのではなくて、

現地に立っても分かりづらい!

リュブリャナの名所だということですが、わたしは断然ドラゴン派です。三本橋を北へ渡るとプレシェーレン広場。

突き当たりに目立っているのは、フランシスコ会の受胎告知教会です。

お邪魔した時ちょうどミサが始まって、後ろで暫く見学させていただきました。厳かで慈しみを感じる讃美歌を、コール&レスポンス的に歌い合っておられます。

あ〜清まる〜。

観光客はもちろんのこと、信徒の方もけっこう出入りしていて、サッと来て聖水で十字架切って帰って行く人も多いようです。

何もしてないのに心を洗われたようで、心機一転ふたたびの町歩きです。リュブリャナの町はあてもなくブラブラ散歩をしていても、

所々に綺麗な建物や風景があって楽しい。

川が真ん中にあるので圧迫感がないのもポイント高いです。さて、リュブリャナ町歩きのメインとなるのが多分こちら↓の聖ニコラオス大聖堂/Katedrala Ljubljana。

外から見るだけでも立派な建物で、

正面のフラスコ画が素敵です。

不思議な迫力の彫刻なんかもかかっていました。

入るのに2€(294円)かかりますが、中はキラッキラの絢爛豪華。

美しい絵に彫刻、宗教芸術の品々に彩られてかなり見応えがあります。

ステンドグラスも綺麗でしたよ。

そのカブリは指摘して欲しかった•••。

少し早めの夕食にとやってきたのはRestaurant Šestica。ここはどうやら1776年からの老舗で、郷土料理の評判が良いお店です。

この日はフロアをおじさんとおばさん2人で回していて、おばさんは愛想よく仕事できそうだけど、わたしの担当となったおじさんはポンコツ。

悪気は無さそうなのにサービス業のポイントをいちいち外してくる、滅多にいないレベルの勘の悪さです。

スロベニア料理の中でも食べてみたいと思っていたJuta は今日は無いと言われ、あとコレとコレも無いからと…ならばと木の子のスープに仔牛のシチューを注文。煮込み料理はその土地の特徴が出やすいですからね。

昨日と同じくUnion のビールをいただきます。

木の子のスープはパンを器にして登場。なんかこういうプレゼンテーションて懐かしいですね。

スープはトロみがあって風味濃厚。ゴロゴロ入っているこの木の子は、

おお!椎茸ですね。

椎茸喰いというだけでスロベニアに親近感を覚えます。器のパンは分厚すぎるので、内側をこそげて少し食べるだけにしておきましょう。さて続いてはメインディッシュの煮込み料理と思ったら、、、

あれ?これスープじゃん。

確かにStew という表現はスープ状のシチューから煮込み料理まで幅広いですが、この料理ならVeal Stew じゃなくてVeal Soup と書いて欲しい。メニュー的にもスープカテゴリーとは別の、メイン料理並びだったんですよ。

おじさん一言くれても良かったんじゃ•••。

木の子スープよりサラサラの、スープらしいスープです。諦めてスープを啜ると、形が無くなるまで煮込まれた野菜の甘さと肉の旨みが溶け合って、これは美味しい!

仔牛肉なんてもう、驚くほど柔らかい!

この料理単体なら、もう120点と言いたくなるほどの美味しさです。

Buckwheat Polenta pieces とメニューにあるこれは、蕎麦粉をダマにして茹でた感じ。素朴で粉の甘みが感じられ、時折り混ざる揚げ玉のようなのが食感と油の食べ応えを加えてくれます。

うーむ、惜しい。

おばさんの担当だったら素晴らしくナイスなディナーとなったことでしょう。お会計は20.5€(3014円)。チップは少なくしておきましょうね。

スロベニアを代表する菓子、ブレッド・クリームケーキ!

夕食を終えたものの食べたのは実質スープ2品。まだ胃袋には余裕があるので、これはチャンス!普段は甘いものまで手が回りませんが、この機会にスロベニア名物のブレッド•クリームケーキ/Blejska kremšnita を食べてみましょう。リュブリャニツァ川沿いにあるこのお店、

その名もロリータ。

オッサンが一人で入ったら、日本でなら通報案件ですがここはスロベニア。堂々とテラス席で頂こうじゃないですか。

なるほどこれがクレームケーキ。上下に固いパイのようなクリスピー生地、その間には少し硬めのカスタードとホイップクリームが層を成しています。フォークを当てても生地が硬いのでクリームが潰れるし、なるほどネットに

上品に食べるのが難しい!

と書かれていたのはそういうことか。

力加減を塩梅良くしてなんとか生地を割れました。クリームと一緒に食べて見ると、

お〜これ美味しい!

たっぷりのクリームだけど甘すぎないようバランスを取っていて、シンプルにしてかなり洗練されています。やるなスロベニア。もっと長く居られれば、まだまだ美味しいものを食べられそうです。

2泊だけの短いスロベニア滞在を敢えて、次回はイタリアのベネチアへ。ホテルが激高なベネチアでは、町外れのホステルに泊まりバスで市街地へ観光に行くヒット&アウェイ作戦。さっそくベネチアの美味しいものを食べに行ってきました!


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