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《絶品!牛スープ第3弾》12種の牛モツと端麗なスープ、ヘンチュンセン/Heng Chun Seng。

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第1弾のワッタナーパーニット、第2弾のラーントムヌアパーミヤオ、どちらも絶品と言い切って構わない素晴らし味の牛スープ料理でしたが、今回の店はラーントムヌアパーミヤオで会ったいかにも美味しいものが大好きといった感じの地元タイ人のおじさんが、その2店を踏まえた上で尚、

バンコクで一番の牛スープの店

と言って教えてくれた店。俄然期待が高まります。


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地下鉄駅からクロントゥーイ市場を抜けてヘンチュンセンへ!

ヘンチュンセンの最寄り駅は地下鉄MRTの Queen Sirikit National Convention Centre駅。駅からは約800m 徒歩約10分程度。以前このブログでもご紹介したバンコク最大級の生鮮市場、

クロントゥーイ市場を抜けた先にあります。

まずは1番出口を地上に出て、

そのまま道なりに真っすぐ進みます。

まもなく大きな交差点にかかる陸橋が見えてくるので階段を上り、

真っすぐ渡って左側のトタン屋根がかかっている所がクロントゥーイ市場です。

折角なので、クロントゥーイ市場をひやかしながら、斜めに抜けていくとしましょう。

相変わらず新鮮な果物、野菜が山のように積まれた豊かな市場です。

魚売り場を歩くときは、水跳ね注意です。

うん、やっぱり帰りに少しだけ買い物していこう

と心に決めてジグザグに南東へ進み、10分ほどで目的のお店、ヘンチュンセンに到着しました。

ローカルが引きも切らない大繁盛店、料理はかなり待ちます。

実はこのお店、すでに2回訪問済み。1回目ももちろん美味しかったのですが、予防接種の副作用で倒れる直前でいまいち記憶が混沌としていて、体調が回復してからもう1度確かめに行ったのです。

ローカルが殆どという客層ですが、しっかり英語メニューがあります。どうやらこのお店、日本語で検索すると鍋料理のお店として出てきます。左上にHot Potと大きく書かれているのが、それですね。とはいえ周りを見回してみると、殆どの人が食べているのは

ガオラオと言われる肉が入った牛スープ。

メニュー上のSoup with Meat と書かれたものです。サイズに応じて50、60、70THB(177円、212円、247円)です。これにライスを付けるのですが、小ぶりな茶碗に

1人2杯、3杯は当たり前。

お代わりの声が飛び交いますが、最初から1人で2杯たのむ人も。スープをオーダーすると、右側の12種類からどれを入れるか確認されるので、これも迷わず

全部!

1回目は50THBの普通盛り、2回目は70THBの大盛りをオーダーしましたが、大盛りになると本当にたくさんの具材がこれでもか!と入ってくるので、幸せになれます。

メニュー裏面には豚が7種類。次にまた行く機会があれば、今度は豚も試してみたいですね。

ちなみにこのお店、常にお客さんでごった返していて、テイクアウト待ちの人も多い。席は相席前提なのですが、座りづらかったら店の人を捕まえて1人ですと英語で言えば、英語メニューをもって席へ案内してくれます。

なかにはちょっとだけ愛想の悪いスタッフさんもいますが、

バッチリ濃いめのお化粧をしたLGBT関連と思われるお兄さんが、めちゃくちゃ良い人なので、心細い人はそのお兄さんに声をかけましょう。

すべての注文は、この1角でお姉さんが1杯1杯用意します。注文に応じて部位を取り分け、スープを注いで、時々テイクアウトに大量の注文が入っていたりするので結構時間がかかります。

1回目は30分、2回目は20分弱待ちました。

それでも皆んなおとなしく待っているので、飲み物をもらってのんびり待ちましょう。

ローカルなestコーラが妙に美味しく感じます。

いよいよ到着!絶品牛スープ。

こちらが1回目の時に食べた普通盛り50THB。

そしてこちらが、2回目の大盛り70THBです。卓上のコンディメントから、いつものプリックナムソム(唐辛子を漬け込んだ酢)を小皿にとり、更に粉唐辛子を振りかけたら準備万端。まずは、何も足さずにスープを啜ります。茶色く色づきながらも透き通ったスープは、

旨味がありながらスッキリとした甘口。

甘いのに端麗という言葉さえ浮かぶ、潔い味です。具材の方は全部入りをオーダーしたとはいえ、12種類が本当に全部入っているのか、さすがにすべて判別はできませんでしたが、どれもスープをしっかり吸って美味しい。

お汁がじゅわっと染み出るセンマイに、肉々しいお団子、

サガリ(横隔膜)は固くならないようにさっと火を通してあり、

タンも柔らかく煮上がり、スープをたっぷり含んでいます。

プリプリの腸に

トロリとしたゼラチンしつのこれはたぶん、健ですね。ほかにもレバーや

これはどこの部位でしょう。ヒレ肉のようなきめ細やかな柔らかいお肉です。

これらをプリックナムソムにちょいちょいと付けて、ごはんと一緒にバクリ。

あぁぁぁ、もう溜まりません。

端麗に思えるくらいスッキリしたスープは、やはりプリックナムソムと唐辛子、それにナンプラーを適量加えることで、ぐっと味にパンチが加わり、時折絡むニンニクチップが食欲をさらに引き出します。

パクチーの香味と空心菜のシャキシャキがまた良いアクセントになって、

食べるほどにお腹がすいてくる始末。

最初のひと口はちょっと物足りないくらいなのに、食べれば食べるほど次のひと口が欲しくなる。唐辛子や酢、ナンプラーで味を加えれば加えるほど、ベースとなるスープの旨味が効いてきて、

うーん、なるほど。これだけのお客さんが引きも切らない大繁盛も納得です。

お客さんは常連が多く、皆んな自分好みの味付けが決まっていて、着丼するなり

ナンプラーどばぁ、唐辛子どばぁ

と思い切りよく放り込みます。ドロドロになるまで唐辛子を入れているのを見ると、もともとのスッキリした味は好みの味付けにするように敢えて抑えているのだということがよくわかります。

この店を教えてくれたオジサンが言った通り、バンコクで一番の牛スープ

かどうかは人によると思いますが、その資格は十分!第1弾の八角が効いて驚くほどふんわりプリプリの肉が美味しいワッタナーパーニット、第2弾の牛の旨味と脂がガツンと来るラーントムヌアパーミヤオ、そして食べれば食べるほどもうひと口と思わせる奥が深いヘンチュンセン。

どれも個性が違って、一番を決められないほど絶品の牛スープでした。

タイで牛スープ、あまりイメージがないかもしれませんが、もし気になるひと皿が見つかったら、ぜひトライしてみてください。その際はくれぐれも、汗拭きタオルをお忘れなく。

次回予告

牛牛牛と来たので、次回はカニ!とにかく種類も豊富なバンコクの屋台ですが、路上でカニとエビが食べられるお店に行ってきました。バンコクに詳しい人ならたぶん皆んな知っている超有名店、ソムサック・クレイポット・クラブ/Somsak Claypot Crab、カニやエビの春雨蒸しが超絶美味しいお店です!


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